犬にモテるモテないはある?
犬は基本的に人間の子供の3歳くらいの知能があると言われています。そして人間の子供が3歳までに抱く感情を犬も持っているのでは?と考えられています。犬にも好き、嫌い、嬉しい、悲しいなど様々な感情がありますが、異性に対する恋愛感情はどうやら犬にはないようです。
ただし「好き」と「嫌い」という感情はありますので、好みのタイプや嫌いなタイプは分かれるはず。また「大好き」という感情もあるので、特別な対象になるなる子もいるんだと思います。犬社会の中にも「好まれる子」「好まれない子」というのは多少あるようで、それがモテるモテないに当てはまるかもしれません。
犬が相手を好きになるとき、判断基準は容姿などではなく、性格やその子のニオイなどで判断していることが多いようです。
犬からモテる犬ってどんな犬?主な特徴4つ
1.犬同士のマナーが学べている子
恐らく基本中の基本になると思いますが、社会性を身につけていて犬同士のコミュニケーションを上手にとれる子はモテる確率が高くなります。少し離れた場所から他の犬を発見し、ワンワンと威嚇して吠えていてはコミュニケーションもとれないので仲良くすることができませんよね。子犬の頃から他の犬と触れ合い、犬同士で遊ぶ経験が多かった子は社会性が身についているため、人気者の犬になれるかもしれません。
2.穏やかな性格の子
我が家の愛犬を見ていても感じるのですが、元気いっぱいで活発なワンちゃんよりも、少し落ち着いた感じの大らかで穏やかな性格の犬を好むようです。犬が野生動物だった頃は強くて頼りがいがある群れのリーダーがモテていたようですが、現在ペットとして飼われている犬は生活環境も変わり、モテる犬の特徴にも変化がでてきているようです。
3.友好的で社交的な子
少し怖がりな性格の子は虚勢を張って威嚇してしまうこともあるかもしれません。また他の犬に対して好き嫌いが激しい性格の子も、相手を選んでしまうのでモテるのはちょっと難しいかも…。どんな犬に対しても友好的で社交的な性格の犬は、接しやすくなるのでモテるタイプです。
4.獣臭が残っている子
犬は私たち人間が「これはちょっと…」と、ためらってしまう様な刺激の強い獣臭を好みます。これは犬が本能的に好むニオイなので、どんな犬種でも獣臭が強めに残っている犬はモテると思います。シャンプーしたてのフワフワな状態よりも「少しニオイが気になってきたな」くらいがモテるタイミングかもしれませんね。
モテない犬もいるの?
モテる犬が存在する以上、モテない犬も存在してしまうのでしょうか。極端にモテモテになる必要もありませんが、嫌われてしまうのもちょっぴり寂しい気もします…。愛犬にお友達を作りたいと考えている飼い主さんは、モテない犬の特徴も参考にしみてください。
警戒心が強い子
やはり警戒心が強すぎる子は仲良くなるのは難しいと思います。激しく威嚇して吠えられたら、犬はもちろん飼い主さんも敬遠してしまうのではないでしょうか。警戒心が強くなってしまうのは、上記に書いた社会性が身についていないというのが理由のひとつになります。他の犬と遊ぶことの経験不足から、臆病になってしまい警戒して吠えてしまうようです。
近年では社会性が身につかないまま成長した犬は多くいます。成犬になってから「他の犬は怖くないよ」と教えてあげることは、難しいことではありますが不可能ではありません。飼い主さんだけで頑張ろうとせず、プロのドッグトレーナーさんに力を借りるのも良い選択だと思います。
挨拶をしない子
犬の挨拶といえば互いのお尻のニオイを嗅ぎあうこと。しっかりお尻のニオイを確認したところで挨拶は終了。その後、仲良く遊び始めると相性が良かったということになります。この挨拶を省略して、すぐに遊びに誘ってくるワンちゃんは「礼儀正しくない!」と思われ、嫌われてしまう可能性があります。
テンションが高すぎる子
テンションが高すぎる犬もあまりモテないタイプのようです。いつも元気いっぱいで、相手の犬が静かに過ごしたいときでも、強引に遊びに誘ってしまう押しが強い子は周囲の犬も疲れてしまうようです。
まとめ
我が家の愛犬は残念ながらモテるタイプではないようですが、みなさんの愛犬はどうでしたか?モテるタイプの犬は社会性が身についていて、性格的にも落ち着いているので、毎日を穏やかに過ごすことができ、犬自身も幸せを感じやすいのかもしれません。
犬も人もモテるタイプの性格は少し似ているようですが、仲良くなるには相性の方が大切です。初対面の犬とコミュニケーションをとるときは相性が良いかしっかり確認しましょうね。