①「遠くからジッと見つめられている時」
食事をしていると…遠くからジッと見つめてくる愛犬を発見。“欲しい。食べたい。でも叱られちゃうかも…”と葛藤しつつ、“おいで”の呼びかけを待っている様子です。可愛く、大人しく、ジッと飼い主さんの目を見つめていれば、何か食べさせてもらえるかもしれない、という、あざとさですよね。ちょこんとオスワリして、可愛い顔してジッと見つめられたら、何だか可哀想に思えてきますもんね。つい、何か食べさせてあげたくなってしまう、飼い主さんの甘い心を見透かしているようです。
②「ケージの中から悲しげな表情をされた時」
これは、あざといですよね~。吠えるわけでもなく、騒ぐわけでもなく、鳴くわけでもなく。ただ、ジッと飼い主さんを見つめ、悲しげな表情をする。何だか目もウルウルさせているような…。この、あざと可愛い表情をすれば、ケージから出してもらえることをわかっているんですよね。それでも飼い主さんが無視を続ければ、“クゥ~ン”と人鳴き。ノックアウトされてしまいます。
③「抱っこして?と甘えられた時」
お散歩の途中、歩き疲れてしまったのか、“抱っこして?”と甘えた表情で見つめる。つい、甘やかして抱っこしてしまう飼い主さん。実は、全然疲れてなんかいないんです。だって、お家に帰った途端、元気に廊下を走って、リビングに向かうんですから。そして、おやつのおねだりをするんですよね。暑い季節だし、熱中症が心配。寒い季節だし、体調を崩さないか心配。シニア犬だし、健康が心配。なんて言って、つい、抱っこしてしまうのが飼い主さんの気持ちですよね。そんな飼い主さんの気持ちを知ってか、あざと可愛くおねだりできるワンちゃん、賢いですよね。
④「叱られて反省している様子の時」
イタズラをして飼い主さんに思いっきり叱られてしまった時。反省しているフリをするのが上手なワンちゃんいますよね。とても落ち込んだ表情をし、反省している様子のワンちゃん。そんな様子を見てしまえば、飼い主さんの方が、叱ってしまったことに対して、“叱りすぎちゃったかな…”なんて、申し訳なくなってしまいますよね。“この落ち込んだ表情は、許してもらうために、わざとやってるんだよ~”と、心の中では思っているかも…?
⑤「決めポーズをされた時」
犬は、人から「可愛い~♡!」と言ってもらえることを、よーく理解しています。どんな表情をした時に褒めてもらえるのか、どんな決めポーズをすれば可愛がってもらえるのか、わかっていてやっているんです。写真のように、イスにポテッと座っているワンちゃん。何だか変な座り方をしてしますが、飼い主さんが「可愛い~♡!」と言って、写真を撮り、喜んでくれることをわかっています。個性的な特技を持っているワンちゃんって、実は、何気なくやったことに対して飼い主さんがオーバーに喜んでくれて、また飼い主さんに喜んでもらいたくて、わざとやっているのかもしれません。
まとめ
みなさんの、“愛犬の可愛いあざとさについ負けてしまう時”は、どんな時でしょうか。私も、つい、負けてしまうのですが、最近はグッと堪えるように頑張っています。負けて、おやつを多めにあげてしまってはよくないですもんね。