不安な気持ちにしてしまう行動1:長時間の留守
子犬のうちはお留守番となると短時間でも不安になってしまい鳴いて飼い主さんを呼んだりします。これは成犬になったり留守番をすることに慣れてくると次第におさまってきます。ところが長時間の留守番となると、いくら慣れている犬であっても飼い主さんが帰ってこないことから、寂しさを募らせたり不安になってしまう犬も中にはいます。
もし、事前から留守番をさせてしまう時間が長いと分かっている場合は、あらかじめ犬が退屈にならないようにおもちゃを遊べるところに置いておいたり、ラジオやCD、テレビをつけておいたままにして寂しいと思わないような環境を作ってから外出するようにしてあげてくださいね。何もないよりかは我慢して待つことが出来ると思います。
不安な気持ちにしてしまう行動2:犬が怖がることをすること
犬の性格や育った環境により様々な些細なことで犬は恐怖を感じることがあります。静かなところに住んでいる犬に大きな声で話しかけたり、大きな物音を聞かすと驚き、恐怖を感じ不安な気持ちになってしまいます。苦手な事物があり、何かの拍子にその苦手なものが脳裏に浮かぶとそれでも不安な気持ちになってしまったりもします。
人間からしてみたら大丈夫だろうと思うことでももしかしたら不安な気持ちや恐怖に感じていることもあるので、様子がおかしいと思ったら安心させてあげたり、何がきっかけでそうなってしまったのかを思い返すことで、今後犬も安心し続けることができます。
不安な気持ちにしてしまう行動3:度重なる生活環境の変化
生活環境の変化でよくあるのが引っ越しなどで犬のお家が頻繁に変わることです。
飼い主さんの事情で引っ越し頻度が多くなってしまうのは仕方のないことですが、犬からしてみたら自分の住処である家が変わることは、変わった後に順応しなくてはいけなく気持ちをその度に切り替えねばなりません。
そのようなことが度重なることで次第に犬も不安が募ってしまうかもしれません。
もし引っ越しが多い場合は、飼い主さんの方からなるべく犬の家が変わらないような環境作りや、大丈夫だよと安心させることで犬も不安な気持ちも減らすことが出来ると思います。
不安な気持ちにしてしまう行動4:あまり構わない
飼い主に構ってもらったり、家族と遊ぶことが大好きな犬の場合、あまり構われないと拗ねたり、時間が経つにつれて不安な気持ちになってしまうかもしれません。また、ご自宅で犬を複数飼っていたり、その他の動物を飼っていたり、小さなお子様がいる場合に、遊んだりする度合いが極端に異なると、あまり構われていない犬は悲しい気持ちになったり不安な気持ちになってしまいます。
そのため、なるべく均等に接することでこの事が原因で犬を不安な気持ちにさせることがなくなります。
まとめ
性格や環境など個体差によって不安な気持ちになってしまうポイントは違います。そのため、この記事に書いた内容で不安になってしまう犬もいれば、それ以外のことで不安な気持ちになってしまう犬もいます。
ご家庭の犬の性格を踏まえて、苦手そうなことはなるべくしないようにすると犬ものびのびと毎日を楽しく生活することが出来ると思います。