犬の『ずる賢い』と思う行動①「おやつをゲットする方法」
『どんなに可愛くおねだりしてもママはおやつをくれない。隣にお座りして見つめるだけでパパはおやをくれる。今日もパパの隣で微笑んでみよう!』
犬って、本当によく飼い主のことを理解していますよね。ママは愛犬の健康のことを考え、心を鬼にして我慢しているのに、パパは簡単に与えてしまう、なんてご家庭も多いのではないでしょうか。愛犬がパパにばかり可愛い姿を見せて、ママはちょっとヤキモチ妬いちゃっているかもしれません。
犬の『ずる賢い』と思う行動②「抱っこしてもらう方法」
お散歩の途中、疲れてしまい、歩きたくないからと言って、地面に寝転がったり、動かなくなるワンちゃんいますよね。そうすれば、飼い主さんに抱っこしてもらえる、ということを理解しているからです。無理やり引きずってまで歩かせようとする飼い主さんは少ないでしょうし、ワンちゃん的には、してやったりですよね。うちの愛犬のポメラニアンがよくやる方法は“足を引きずって歩く”です。そんなことされたら、足を痛めたのではないか、と心配になって、すぐに抱っこしてしまいます。しかし、家に帰るとピョンピョン飛び跳ねて、ごはんのおねだりをするんです。病院で検査も受けましたが、どこにも異常はなし。パターンが見えてきたことから、抱っこして欲しいときに足を引きずって歩くんだな、ということがわかりました。
犬の『ずる賢い』と思う行動③「お散歩や病院を拒否する方法」
犬だって、たまにはお散歩に行きたくない日があります。病院は、もっと行きたくありません。そんなとき、拒否する方法を心得ている犬がいます。その方法は“仮病を使う”です。体調が悪いフリをし、免除してもらおうとするんです。さっきまでボールを追いかけて遊んでいたのに、飼い主さんからの「お散歩に行こうか?」や「病院だよ」という言葉に、寝床のベッドに戻り、カラダを丸くしてうずくまり、いかにも体調が悪そうな表情をしたり…。触れようとすると“キャンッ”と甲高い声で鳴き、痛みがあるフリをしたり…。「お腹痛いの?じゃあ、ごはん食べられないねぇ…」と言うと、“ごはん”という単語に反応し、飛び起きて笑顔で尻尾を振ってアピール。なんてずる賢いんだと思いつつ、今日は免除してあげようかな、と一瞬思ってしまうほど可愛いですよね。
犬の『ずる賢い』と思う行動④「確実に構ってもらう方法」
飼い主さんに構ってもらいたくて、ボールを持って来たり、スリスリして甘えてみたり。いろいろとチャレンジするものの、なかなか構ってもらえないこともあります。そんなとき、飼い主さんに確実に構ってもらうためにはどんな行動をしたら良いのか、犬はよく理解しています。ソファーをホリホリしてみる。スリッパをカミカミしてみる。吠え続けてみる。ゴミ箱を荒らしてみる。叱られてしまうかもしれませんが、確実に飼い主さんに構ってもらうことができます。どんな方法を使ってでも、大好きな飼い主さんを振り向かせたいのです。
犬の『ずる賢い』と思う行動⑤「イタズラがバレない方法」
多頭飼いをしていると、どの犬がイタズラをしたのか、わからないこともあります。帰宅してみると、部屋のあちこちにティッシュが散乱している。何もなかったかのように、いつも通り、飼い主さんの帰宅を大歓迎。どうやら、“いつも通りに行動する”ということがポイントのようです。目を合わせない子がいると、叱られるとわかっているからだなと、イタズラをした犯犬がバレてしまいます。どんなにいつも通りに行動をしていても、どの子かなーと見てみると、口にティッシュの欠片をつけている子が!なんてことがあると可愛いですよね。
まとめ
犬は飼い主さんのことをよーく観察しています。飼い主さんと上手く付き合うために、どのように行動すれば良いのか、しっかり理解しています。ずる賢い行動も可愛いのですが、わがままになってしまわないよう、許してばかりいてはダメですよ?