①ぴったりくっついて眠る
犬を飼っている人の多くが幸せを感じる瞬間が、犬と寄り添って眠るときだということです。日々仕事や家事に追われ、忙しい毎日を過ごしている人にとってはただでさえ体を休めるときや眠る瞬間というのは幸せを感じるときだと思います。そんな時に愛おしい愛犬が寄り添ってきてぬくもりを与えてくれるとなれば、“至福のとき”と感じる人も多いことでしょう。また、犬も眠るときには無防備な姿勢になったり安心した顔を見せてくれるので、飼い主を全面的に信頼したその姿に癒されるという人も多いのではないでしょうか。
もちろんしつけの考え方や衛生面の観点から犬と一緒に眠ることはしない、という人もいると思います。それでも飼い主が座って休んでいるところに愛犬が寄り添って眠っている姿などを見ると、とても癒されるというのは理解してもらえるのではないかと思います。
②うれしそうに出迎えてくれる
自分の帰宅を心の底から待ちわびていてそれを全身で表現してくれる相手なんてそういません。しかもそれを毎日くり返すんです。人間同士であればそうそうないことかもしれませんが、犬を飼っている家では日々くり返される光景とも言えるでしょう。特に長い時間お留守番をして、飼い主の帰宅を「今か今か」と待ち望んでいる犬は、喜びを爆発させるように玄関まで飛ぶように走ってきたり、ジャンプしたりしてその喜びを表現するでしょう。
毎回のことになると「ちょっと落ち着きなさいよ…」と思う飼い主さんもいるかもしれませんが、そのような素直な愛情表現をするのは犬ならではのことだと思います。あまりにも激しすぎる場合はあえて無視してクールダウンをさせるなどの対応も必要ですが、帰宅を喜ぶ愛犬の気持ちにはしっかり応えてあげてくださいね。
③「かまって」と甘えてくる
犬は飼い主のいるところにやってきて「遊んで!」「かまって!」とさまざまな形でアピールをすることがあります。そういった愛犬の姿からは飼い主さんのことを求めているということがよくわかりますし、ちょっとかまっただけでも大喜びする犬たちはとてもかわいらしい存在だと思います。
また、愛情を感じている犬と飼い主が目を合わせると“幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシンというホルモンが脳内で分泌され、幸福感で満たされるということがわかっています。愛犬が飼い主さんを見つめてきたら、ぜひ見つめ返してあげてください。家事などで忙しく、かまったり遊んだりしてあげられないとしても見つめ合うだけでお互いに幸せな気持ちになれるのです。
まとめ
犬が好きで犬と共に生活をしている私たちは、犬からたくさんの幸せを与えられていると思います。ここで紹介したことはほんの一例で、各家庭でそれぞれ幸せな瞬間は異なるでしょうし、もっともっとたくさんあることと思います。では、そんな幸せを与えてくれる犬たちに私たち人間は幸せだと感じる時間を与えることができるているのでしょうか?愛犬にとっての幸せとは何か?ということを時には考えてみてはいかがでしょうか?特別なことではなくてもいいので、ぜひ愛犬が幸せを感じる時間を提供してそれを分かち合ってみてくださいね。