トレーニング中に犬の集中が続かない理由6つ

トレーニング中に犬の集中が続かない理由6つ

「お手」や「おすわり」を愛犬に教えるためには日々のトレーニングが大切です。しかし、愛犬が集中してくれないのはなぜでしょうか。ここでは、トレーニング中に犬の集中が続かない理由6つを解説していきます。

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そもそも犬が集中できる時間とは?

飼い主にお手をするポメラニアン

犬の集中力はどのくらい持続するのかと言えば、5分程度だと言われています。人間よりとっても短いので、短時間にコンパクトにまとめて行うのがコツだということを把握しておきましょう。
ですので、わんちゃんにトレーニングを長時間続けようと思っても、集中力が途切れてしまうのは仕方がないことなんです。そのことを叱ってしまうと逆効果につながります。

しつけトレーニングを行いたい場合は、短いトレーニングを数回繰り返すことがポイントとなっています。長時間行ってしまっていた飼い主さんは、この機会にトレーニング方法を見直してみてください。

トレーニング中に犬の集中が続かない理由6つ

飼い主の手を甘噛みする子犬

何度もトレーニングを試みても、愛犬が集中してくれないのはなぜでしょうか。ここでは考えられる、犬の集中が続かない理由6つをそれぞれまとめてみました。

1.環境に問題がある

引っ越ししたばかりの不慣れな場所であったり、騒音が気になる環境だったりでは、気がそれてしまいうまく集中できません。視界に気になる何かが入ってしまう場合も然り。飼い主さん以外の声や姿が入らないような場所を選んでみてください。

2.暑いから

暑い季節は、人間のように愛犬も集中力が欠けてしまいます。舌を出して暑そうにしているときは、あまり無理をせずにトレーニングしましょう。ぜひ、涼しい場所や時間帯を選んであげてください。

3.コンディション不良によるもの

飼い主さんとわんちゃんそれぞれの集中力が欠けてしまうような、体調や心身のストレスがある日はトレーニングもうまくいきません。愛犬とアイコンタクトができない日は、飼い主さんも休憩を取ってみてください。

4.つまらない・嫌なことだから

叱られてばかりいると、わんちゃんはトレーニングを「つまらないもの」だと思ってしまいます。できたらちゃんと褒める、小さなおやつを与えて「楽しい!」と感じさせることがポイントです。

5.飽きっぽいタイプの犬だから

愛犬にも個性があり、どこか飽きっぽいタイプの犬もいます。また、狩猟犬や牧羊犬の愛犬は人の指示にも従うものですが、自ら行動することを好むテリアなどの犬種はそうではない部分があるのも確かです。

6.お腹がいっぱいだから

お腹が満たされているときにご褒美のおやつを見せても、あまり言うことを聞いてくれないものです。わんちゃんの集中力が高まるタイミングを見極めていくと、トレーニングにメリハリが生まれるのでおすすめします。

集中してトレーニングができるタイミング

犬の両手を掴む飼い主

わんちゃんが集中してトレーニングができるタイミングは、食後3時間ぐらいの軽く空腹を感じる時間帯が目安です。散歩に出た先で軽くトレーニングをしたり、エサの前にトレーニングを取り入れたりするのもOKです。

飽きてしまったと感じたら、おもちゃで遊ぶなどしながら「楽しい遊びのひとつ」としてトレーニングを取り入れてみてください。

まとめ

飼い主とハイタッチをする子犬

ついそわそわと気が逸れてしまうわんちゃんもたくさんいますが、そんなときはお互いの信頼関係を築くことを優先するように心を切り替えてみてください。毎日コツコツと積み重ねていくことがトレーニングの基本です。わんちゃんとのコミュニケーションを楽しめるように、工夫をしてみてくださいね。

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