フレンチブルドッグってどんな犬?
改めて、フレンチブルドッグとはどんな犬かをおさらいしましょう。ぶちゃかわ犬といっても似ている犬がいますよね。まずは、よく間違えられる犬種であるパグとボストンテリアとの違いと見分け方をまとめました。
パグとボストンテリアとの違い
フレンチブルドッグとよく間違えられるペチャ顔の犬種、パグとボストンテリアそれぞれの特徴はこんな感じです。
【パグ】
毛色はボディは白くて顔は黒く、体全体にシワが多い。耳が垂れています。
【ボストンテリア】
毛色は全体的に黒ベースでタキシードを着ているような白い毛色が配色。体はスリムで耳はピンと立っています。
フレンチブルドッグの見分け方
フレンチブルドッグの特徴はこのような感じです。
- 胸板が厚くて前足の間が広い
- 丸みのある立った耳
- 尻尾がとても短い
パグやボストンテリアと比べると、ずっしりとしたボディをしています。足の間が広いのも大きな特徴となっています。愛好家の間では「ブヒ」という愛称でも呼ばれているように、鼻を「ブヒブヒ」慣らすのもチャームポイントです。
毛色は大きくわけて4種類。
- ブリンドル…黒ベース
- パイド…白ベースに黒
- クリーム…白ベース
- フォーン…茶色ベース
血統によってはさらに8種類にわかれます。
- タイガーブリンドル…黒ベースに白い差し色
- フォーンバイド…白ベースに薄い茶色の差し色
- ハニーバイド…白ベースに薄い茶色の差し色
- 片パンチ…片目だけに色が入っている
- エプロン…黒ベースに白いエプロン型の差し色
- ソックス…足先だけにソックス型の白い色
- アイライン…目のフチにライン状の差し色
- ブラックマスク…顔に黒い色
「アメリカンタイプ」と「ヨーロピアンタイプ」の違いと特徴!
フレンチブルドッグは大きく2種類に分かれます。「アメリカンタイプ」と「ヨーロピアンタイプ」それぞれの大きな違いは白か黒かという毛色ですが、ほかにもちょっとした違いがあるので詳しく解説していきます。
アメリカンタイプ
アメリカ生まれの「アメリカンタイプ」のフレンチブルドッグの特徴をご紹介します。
【ボディ】
アメリカンタイプの方が足が短く、どっしりとした体型です。胴も短めなのでヨーロピアンタイプに比べると小ぶりに見えます。
【顔】
小ぶりなボディの割に顔は大きめで、目が大きくてクリクリした愛らしい表情をしています。
【毛色】
アメリカンタイプの代表的な毛色はクリーム色です。
【性格】
人懐っこい性格で、とても明るくマイペースな雰囲気を持っています。気に入った遊びを何度も要求したのに、急にゴロンとひっくり返るような変わった行動をすることがよくあります。
ヨーロピアンタイプ
ヨーロッパ生まれの「ヨーロピアンタイプ」のフレンチブルドッグの特徴をご紹介します。
【ボディ】
ヨーロピアンタイプの方が体格は大きめで、筋肉質でムキムキとした印象を受けます。
【顔】
全体的に顔が小さめでキリっとしたシャープな顔立ちをしています。輪郭が四角くて頭も小さめ。カッコイイ!という印象を受ける人が多いです。
【毛色】
ヨーロピアンタイプの代表的な毛色は、ブリンドルというブラックカラーです。
【性格】
アメリカンタイプよりは慎重派ですが、こちらも人懐こくて明るいのが特徴です。
まとめ
「ブヒ」とも呼ばれるお茶目な犬種、フレンチブルドッグは大きくわけて2種類にわかれることはあまり知られていません。変わった色合いのフレンチブルドッグもたくさんいるのも特徴です。ひょうきんな性格が多いので、一緒に暮らしていて飽きることがなさそうですね。