犬に関するご近所トラブル①「犬の鳴き声がうるさい!」
飼い主さんが出かけた後に限って、吠え続ける犬がいます。なので、飼い主さんは知りません。うちの近所にもいました。ご近所から苦情がくるまで、飼い主さんは気づかなかったそうです。
飼い主さんも犬も室内にいます。犬が吠え続けています。何か、要求があり、吠えているのでしょう。飼い主さんは無視しているようで、ずっと吠え続けます。なぜ、吠えるのをやめさせないのでしょうか。
鳴き声に関するトラブル対策
お留守番中に吠えてしまっていないか、確認しておきたいですよね。親しいご近所さんがいらっしゃるのであれば、「私が仕事に行っている間、うちの犬、吠えていませんか?」と、訪ねてみてはいかがでしょうか。スマートフォンなどを使って、外出先からも犬の様子を見ることができる、ペットカメラなどを利用してみるのも良いです。
犬が無駄吠えをしたときは無視すれば良い、と言われることがあります。無駄吠えは、犬の問題行動のひとつとされています。しかし、犬の無駄吠えを無視する飼い主さんの行動こそ、問題行動です。人間にとっては無駄吠えかもしれません。しかし、犬は理由があって吠えています。無視をするのでは解決できません。吠える理由を読み取り、解決してあげてください。
犬に関するご近所トラブル②「道路でうんちやおしっこをさせるな!」
うんちは持ち帰るけど、おしっこは持ち帰らない、という飼い主さんがほとんどです。水分であるおしっこをどうやって持ち帰るのか?と、疑問にさえ思われるでしょう。
不法投棄ってご存知ですか?決められた場所以外にゴミを捨ててしまう行為、というイメージなのではないでしょうか。実は、犬のうんちやおしっこも、持ち帰らなければ、不法投棄になります。不法投棄は犯罪行為です。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条第1項第14号」という法律に違反します。そのため、「5年以下の懲役/1千万円以下の罰金または併科」が設けられています。
ご近所トラブルでは済まされない行為なのです。
外での排泄に関するトラブル対策
最も良いのは、自宅の室内・庭・ベランダ等で「トイレシートに」排泄をさせるということです。しかし、どうしても外でなければ排泄することができない犬もいます。うんちは余すことなく持ち帰ることができます。うんちが出そうになったとき、サッとお尻の下に紙や袋を置いてキャッチする。私もやっている方法です。では、おしっこはどうでしょう。土に染み込んでなくなるからそのままで良い?お水をかけておけば良い?絶対にダメです。トイレットペーパーやティッシュを持ち歩き、吸い取るようにしましょう。水分が付着しなくなるまで、何度も拭き取ると良いです。しかし、それでもニオイは残ってしまいます。土や芝生の上であれば、染み込んでしまい、吸い取ることができません。成犬になってからでも覚えてくれますので、トイレシートの上で排泄できるよう、トイレトレーニングを行ってください。
犬に関するご近所トラブル③「外にいる犬のニオイが臭い!」
うちの近所には、外に繋がれたままの、一度もシャンプーをされたことがない様子の犬がいます。家の前を通りかかると、ニオイがするなと感じることがあります。犬の体臭ではなく、その場にしてしまった、うんちやおしっこのニオイです。トイレシートなどは置かれておらず、庭にそのまましてしまうため、ニオイが染みついてしまっているのかもしれません。
ニオイに関するトラブル対策
これも同じですね。トイレシートの上で排泄できるよう、トイレトレーニングを行うべきです。庭のあちこちにおしっこをしてしまうと、染み込んでしまい、ニオイが取れなくなってしまいます。嗅ぎ慣れているからなのか、そのニオイに気づいていない飼い主さんもいます。排泄しているのを見たら、ニオイが舞ってしまう前に、その時すぐに片づけてあげましょう。
犬に関するご近所トラブル④「うちの庭に抜け毛が飛んでくる!」
外で飼われている犬の抜け毛が飛んで行ってしまうことがあります。ベランダや庭でブラッシングをしてあげているとき、抜け毛が飛んで行ってしまうことがあります。「犬や猫は飼っていないのに、庭に動物の抜け毛が落ちていた」という経験や、「庭に干していた洗濯物に隣の家の犬の抜け毛がついていた」という経験をされた方がいらっしゃるようです。
抜け毛に関するトラブル対策
外で飼われている犬なら、定期的にブラッシングをし、抜け毛が落ちてしまうことを軽減させる。室内で飼われている犬なら、ブラッシングは室内で行う。
犬に関するご近所トラブル⑤「家の前を通っただけで吠えるな!」
ご近所には、犬を可愛がってくれる方もいらっしゃるでしょう。その一方で、犬は大嫌いだ、という方もいらっしゃるでしょう。「庭で飼われている犬に吠えられる」「家の前を通ると、家の中から犬が吠えてくる」など、犬が苦手な方にとっては、“なぜ私に向かって吠えるんだ!”と、腹が立ってしまうのではないでしょうか。
人に向かって吠えることに関するトラブル対策
おそらく、警戒して吠えているのでしょう。家族を守るぞ!家を守るぞ!という、犬の本能によるものです。もしくは、臆病で怖がりなのかもしれません。家の前を通る人に向かって吠えてしまうのであれば、外には出さず、室内で過ごさせてあげましょう。室内にいても、家の前を通る人を窓から監視し、吠えてしまうのではれば、窓に近づかせないようにしましょう。
まとめ
- 犬の鳴き声がうるさい!
- 道路でうんちやおしっこをさせるな!
- 外にいる犬のニオイが臭い!
- うちの庭に抜け毛が飛んでくる!
- 家の前を通っただけで吠えるな!
起こりやすいご近所トラブルBEST5です。ご近所には、このように感じている方がいらっしゃるようです。問題があれば解決し、しっかり対策をしておきましょう。犬に関するご近所トラブルは、愛犬がトラブルに巻き込まれ、危害を加えられてしまう、なんてこともあるかもしれません。飼い主さんの留守中に吠え続けている老犬がおり、近所の方からホースで水をかけられている様子を目撃してしまったことがありました。とても切なかったです。「老犬で、夜鳴きをしてしまいます。昼間にも鳴くことがあるかもしれません。」などと、ご挨拶しておくことも、対策になるのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
40代 男性 匿名
意見の合わない人とは距離をとる、それで十分な気がします。
20代 男性 匿名
女性 匿名
印象の悪い人の犬に吠えられるのと印象の良い人の犬に吠えられるのでは気分も全然違いますからね。