どうしよう!犬がご飯を食べてくれない5つの理由
1..不安やストレスを感じている
犬は不安やストレスを感じると、一時的にご飯を食べてくれないことがあります。例えば、私の愛犬の場合は雷の音や聞きなれない音を聞いて不安になると、ご飯を全く食べなくなってしまいます。同じようにあなたの愛犬が、ご飯を食べずにソワソワしたり周りを見て何かを気にしたりしているのでしたら、不安やストレスが原因でご飯を食べないのかもしれません。そういったときは、不安を取り除いてあげるか気持ちが落ち着くまで待ってあげるとご飯を食べるようになることが多かったりします。
2..夏バテしている
犬は人間よりも暑さに弱いので、暑い夏になると夏バテをして食欲がなくなってしまうことがあります。夏バテをしたときは、ご飯を食べなくなるだけでなく熱中症や脱水症状になる危険性もあるので要注意です。もし愛犬が暑そうにダラ~ンとしていたら夏バテをしている可能性が高いので、なるべく早く冷房をつけたり暑さ対策を行ったりして体温を下げるようにしてあげてくださいね。
3.いつものフードに飽きた
実は意外に思うかもしれませんが、犬はグルメな子が多かったりします。ですので、同じフードをずっと食べさせていると、「このフードばっかりで飽きたよ~」とフードに飽きてしまって食べなくなってしまうことがあるのです。また、フードを切り替えた時に「このフードは美味しくないから嫌だ」と感じてご飯を食べなくなってしまったりすることも少なくありません。
1か月単位でフードを切り替えたりフードを数種類用意して数日おき、又は数週間おきにローテーションさせたりするとフードに飽きにくくなるそうです。食欲があるのにもかかわらずご飯を食べなくなるときは、フード自体に飽きている可能性があるので一度試してみるといいかもしれませんね。
4.美味しくないと感じている
オヤツや人間の食べ物をたくさんもらっている犬は、フードのシンプルな味付けに満足感を得られなくなってご飯を食べなくなることがあります。特に人間の食べ物は味が濃いので犬にとっても美味しいと感じやすく、犬が人間の食べ物の味に慣れてしまうとフードを食べなくなる可能性が高いといえるでしょう。人間の食べ物は犬の体に悪影響を与えてしまうので、そういった意味でもなるべく食べさせないようにすることをおススメします。
5.体調不良や病気になっている
いつもは元気よくガツガツご飯を食べるのに、今日はなぜかご飯を食べない……。そんなときは体調不良になっているのかもしれません。愛犬がご飯を食べないだけでなく水をあまり飲まなかったりしんどそうにずっと寝ていたりする場合は要注意です。
また、何かを確かめるかのようにゆっくり少しずつご飯を食べようとするときは、口の中に異変や痛みが感じていることが多く、口腔内の病気を発症していることも少なくないそうです。その他にも、食欲がないときに下痢や嘔吐をしているときは、何らかの病気を発症している可能性がありますので、少しでも気になるのでしたらなるべく早く病院に連れて行くことをおススメします。
ご飯を食べてくれないときの3つの対処法
フードをふやかして嗅覚を刺激する
では、もし愛犬がご飯を食べなくなってしまったら、どうすればいいのでしょうか?おススメする対処法は2つあります。1つ目はドッグフードをふやかして食べさせるというものです。簡単にご説明しますと、お湯を使ってフードをふやかすと香りが湧きたつので、そのにおいで犬の嗅覚を刺激し食欲を出させる方法となります。また、フードが柔らかくなるので食べやすくなるのもおススメする理由となります。少しだけ食欲が低下したときには、この方法でご飯を与えると食べてくれることが多いですよ。
トッピングして美味しさをUPさせる
フードをふやかしても食べてくれなかったり、愛犬が味にうるさくなってしまったりしたときは、フードの上にトッピングをして食べさせると、勢いよくガツガツ食べてくれるようになるのでおススメです。例えば、ウエットフードや犬用のふりかけをトッピングすると手軽に美味しくできるので良いかもしれませんね。
ちなみに、私が個人的におススメする方法としては、鳥のささ身や牛肉を味付けせずにそのままお湯でしっかりと茹でる。そして、お茶漬けのようにフードに茹で汁を少し加えながらお肉をトッピングするというものです。食いつきがとても良くなるので愛犬の食欲がないときはぜひ一度試してみてください。
ご飯を食べない理由が分からないときは病院に連れて行く
愛犬がご飯を食べない理由が分からない……。そんなときはとりあえず獣医さんに診てもらうようにしましょう。食欲不振は様々な病気のサインとなりますので、もしかすると愛犬からの精一杯できるSOSなのかもしれません。特に大病を患っている場合は一日、または数時間処置が遅いだけで症状が悪化してしまうことがありますので、少しでも気になった場合は病院に連れて行ってあげてくださいね。
まとめ
犬はそのときの気分や感情によってご飯を食べなくなるときがあります。また、フード自体の味に飽きて食べなくなったり、病気が原因で食欲がなくなったりしてしまうことだってあるといえます。犬の食欲がないときには、『フードをふやかして与える』『トッピングをして美味しくしてあげる』といった工夫をすることで、大体の場合は食べるようになると思います。
ただ、一日経っても食欲がない。ご飯を食べずにずっと寝ている。という場合は愛犬の体に異変が起きている可能性が高いので、できるだけ早く病院に連れて行くようにしてあげてくださいね。