犬用ベッドの掃除方法とは?
愛犬のベッドは毎日使用するうえに、掃除しようと試みると不安そうな表情をする子も多いため、ついお手入れを怠ってしまうという飼い主さんも多いのではないでしょうか? しかし、だからといってそのまま放置してよいものではありませんよね…。犬用ベッドは最低でも月に1回、その上に敷いてあるタオルやラグは週に1回は洗濯しましょう。
続いて、犬用ベッドのお手入れ方法を順を追って解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
ステップ1:表面のゴミや被毛を取り除く。
まずは、犬用ベッドに付着しているゴミやほこり、被毛を取り除きましょう。トイプードルのような毛が抜けにくい犬種であれば、軽く叩く程度でOKです。しかし、毛が抜けやすい犬種であれば掃除機やコロコロ(粘着テープ)、ゴム手袋を使ってしっかりと被毛を取り除く必要があります。
その際は、少々面倒でもなるべく家の中で作業しましょう。外に出て叩くと洗濯物に付いてしまうかもしれませんし、近隣の住宅に被毛が飛んでしてしまうことも…。トラブルを避けるためにも、前処理は室内で完了させましょう。
ステップ2:カバーを外して、熱湯に浸け置きする。
カバーを外せるベッドであれば、外したカバーを10~15分ほど熱湯に浸け置きしましょう。こうすることで、菌や虫を駆除することができます。カバーの内部のマットレスは、掃除機やコロコロ(粘着テープ)、ゴム手袋を使ってゴミや被毛を取り除きましょう。汚れがある場合は、硬く絞った雑巾で拭いても構いません。
カバーを取り外せないベッドであれば、記載されている注意書きに従ってお手入れしてください。
ステップ3:浴槽 or 大きなバケツにお湯を入れ、洗剤をくわえて押し洗いする。
浴槽や大きなバケツにお湯をためて洗剤を入れ、マットレスを押し洗いします。このとき、ペット用の洗剤を使用するのがベストですが、用意できない場合は人間用の”無香料”の洗剤を選んでください。
手や足で押し洗いしたら、お湯を抜いて綺麗な水で濯ぎましょう。残った洗剤の泡は皮膚疾患の原因になり兼ねないので、何度も濯いでくださいね。
ステップ4:形を整え、天日干しをする。
カバーとマットレスの水を絞り、形を整えたら天日干ししましょう。カバーは縮んでしまうと装着しにくくなってしまうため、乾燥機の使用はNGです。また、生乾きは雑菌の繁殖の元。必ずしっかりと乾かしましょう。
まとめ
犬用ベッドを綺麗にする方法をご紹介しました。
不衛生なベッドは皮膚疾患を招く可能性があるので、少なくとも月に1回のお手入れを心掛けましょう。また、ベッドを洗う洗剤はなるべくペット用の洗剤を使用して、ペットの安心・安全に配慮したいですね。人間用の洗剤を使用するのであれば、強い香りが苦手なわんちゃんのために無香料を選びましょう。
ここまで犬用ベッドのお手入れ方法をご紹介しましたが、じつは「できるだけ清潔に保つために、毎日洗ってあげよう」と頻繁に洗い過ぎるのもNGなんです。その理由は、犬は自分の匂いがなくなることにストレスを感じてしまうから。清潔さを保つことは大事ですが、それがストレスになってしまう可能性があるということも覚えておきたいですね!