1.ひとりぼっちじゃなくなった!
犬はもともと群れで生活し、大きな獲物を狩っては仲間で分け合って食べる、典型的な集団生活を送っていました。そのため、仲間といっしょにいることで安心感を覚える一方、ひとりぼっちは苦手な動物です。どんなにお留守番に慣れていようとも、ひとりぼっちが嫌いなことに変わりはありません。飼い主さんが帰ってくると、「やっとひとりぼっちじゃなくなった!」と安心して喜んでいるのです。
2.早く遊ぼう!ごはん食べよう!
ひとりぼっちでお留守番をしている間、わんこはいろいろなことをガマンして過ごしています。誰かと思いっきり遊びたいという気持ちや、お腹が空いてごはんが食べたいという気持ちを押し殺して、じっと待っているのです。そのため、飼い主さんが帰ってくると、「やっと遊べる!ごはんが貰える!」と思って大喜びし、飼い主さんに遊びやごはんをせがんでいるのかもしれません。
3.誉めて誉めて!
遊びやごはんをせがむのと同じように、誉めてもらえることをせがんでいるわんこもいます。飼い主さんがいつも「良い子でお留守番できたね」と誉めてあげている家庭では、わんこも「今日も上手にお留守番できたよ!誉めて!」と得意げに訴えているのかもしれませんよ。
4.飼い主さんが大好き!
まちがいないのは、お出迎えは愛犬からのピュアな愛情表現だということです。飼い主さんが大好きだからこそ、帰ってきたことが嬉しい。大好きだからこそ、早く一緒に遊びたい。大好きだからこそ誉めてほしいのです。そして、お出迎えをすると大好きな飼い主さんが喜んでくれることを知っているからこそ、飼い主さんを喜ばせるために大歓迎でお出迎えしてくれるのです。
お出迎えしてくれなくても心配無用
一方で、「うちの子は帰宅しても全然お出迎えしてくれないし、喜んでもくれない。もしかして、私のことが嫌いなのかしら?」と悩んでいる飼い主さんもいるかもしれません。ですが、たとえ愛犬が大歓迎してくれなくても、悲観する必要はありません。
こういった態度をとるわんこは、「この人が自分のところに帰ってきてくれるのは当たり前だから、いちいち喜ぶ必要はないや」とクールに考えているのかもしれないからです。つまり、歓迎がないのは、愛犬があなたのことを深く信頼している証である可能性が高いのです。
クールな性格や、ツンデレな性格は犬種差や個体差が大きく影響するところ。帰宅を歓迎してくれなかったとしても、他のところで愛犬との絆を確信できているのであれば、全く問題はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?愛犬からの激しいおかえり攻撃を受けるのは、わんこと暮らすうえでの醍醐味でもありますよね。愛犬がどんな気持ちでお出迎えしてくれているのかを考えてみると、ますます愛犬がいとおしくなりませんか?
今日は仕事や用事を早く切り上げて、いとしいあの子が首を長くして待っている自宅へ急いで帰りましょう!おみやげなんていりません。あなたが帰ってくることが、わんこにとっては一番のおみやげなのですから。