お留守番が犬に与える悪影響と対処法

お留守番が犬に与える悪影響と対処法

飼い主さんが家を留守にしている間、愛犬に与える影響を考えたことはありますか?その影響と対処法をそれぞれご紹介していきます。

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留守中の間に愛犬に与える影響とは?

散らかしている犬の写真

犬を飼っているとお留守番をさせるときが必ずと言って良いほど訪れますよね。普段仕事や学校に行っている間、愛犬がお留守番していることは当たり前の時代です。しかし、長時間のお留守番や頻繁に飼い主さんが不在など犬に与える影響は少なからずあるでしょう。今回は、お留守番が犬にどのような影響を与えるのかご紹介したいと思います。

お留守番が愛犬のストレスになる

下を向いている犬の写真

飼い主さんが留守という状況が愛犬にとってストレスになることがあります。というのも、犬は昔から群れで生活を送ってきた動物なので、群れの仲間でありリーダーである飼い主さんと一緒にいる時間に幸せや安心感を感じます。その為、飼い主さんが留守の間に不安や寂しい気持ちになる犬が多く、この状況を「分離不安」とも呼びます。

分離不安とは

飼い主さんの姿が見えなくなると不安な気持ちになり、精神的に不安定な状態になることを指します。特に、飼い主さんが留守の間、家の中の物を壊したりする破壊行動を取ったり、トイレ以外のところで粗相をするなどの行動が分離不安の症状として疑われます。あまりに強い分離不安症の症状が現れている場合は、獣医師に相談しながら治療を進めることもあります。

犬のお留守番はどのくらいの長さが限界?

犬と時計の写真

お留守番は愛犬にストレスを与え、それによって問題行動を起こす場合もあるということがわかりました。では、実際に犬にお留守番をしてもらうにはどのくらいの時間までが限界なのでしょうか?

犬種やその犬の性格などによって一概にはいえませんが、最長で「12時間まで」が限界ではないかと思います。もちろんそれよりも短い留守の時間でもストレスを感じる場合もありますので、少しずつ慣れさせる必要があるでしょう。

共働きの家の場合は?

共働きで日中家に誰もいないというお家はたくさんあると思います。その場合は、どちらかが昼休みの休憩時間を使って愛犬の様子を見に行く、なるべく定時に退社、飲み会などは頻繁にならないよう調整しているという飼い主さんが多いようですね。

一人暮らしの場合は?

ひとり暮らしの場合でも、休憩時間を使って愛犬の様子を見に行くことができますよね。しかし、勤務先から自宅まで時間がかかると中々見に行くことができないと思います。そういった際には、愛犬に新しい仲間を迎えて遊び相手として寂しくないようにする、ペットシッターなどのサービスを利用するという方もいるようです。

旅行に行く場合は?

気分転換に旅行に行く方も多いと思いますが、その場合に愛犬をどうするか悩みますよね。可能であればペット宿泊可のホテルを探して一緒に旅行に行くことです。一緒に行くことが難しい場合は、ペットホテルに預けることも一つの方法ですが、見知らぬところに預けるとなると愛犬はより一層ストレスを感じてしまうでしょう。

もし、愛犬を預けるという場合は、信頼のできる方にお願いすることをオススメします。愛犬とも顔見知りで、たまに遊んでもらうような間柄だとさらに良いですね。

愛犬のお留守番のストレスを解消させるには

こちらを見ている犬の写真

少しでも留守中のストレスを緩和させたいと思っている飼い主さんは多いと思います。そこで、お留守番のストレスを解消させる方法をご紹介します。

出かける前と帰宅後の30分がカギ

留守番が特別なことだと感じると、飼い主さんが不在の時間を余計に寂しく不安に感じてしまします。その為、いかに不在の時間が特別なことではないと意識づけるかが重要になってきます。出かける前や帰宅した後の約30分間は普段通り、何気なく接してください。

くれぐれも、「行ってくるね~」「帰って来たよー!」と大げさにリアクションを取らないことです。帰宅してすぐは、愛犬が嬉しさのあまり飼い主さんに飛びついたり「構って」と周りをウロウロしたりすると思います。しかし、ここはぐっと堪えて着替えや荷物の片づけなどを行ってくださいね。時間が経った後に十分にスキンシップを取ってあげましょう。

まとめ

犬の飼い主の写真

いかがでしたでしょうか。お留守番が犬に与える影響として「大きなストレスとなる」ということがわかりました。毎日家にずっといることは難しいですよね。今回ご紹介した方法を参考に、少しでも皆さんの愛犬がお留守番中にストレスを抱えないようにお留守番の時間や、様子を見に行くこと、留守番=特別なことと思わせないなど、心がけてみてください。

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