子供のいる家庭で犬を飼うときに考えたいこと3つ

子供のいる家庭で犬を飼うときに考えたいこと3つ

子供が犬を飼いたがったり子供の教育のためを考えたり、子供のいる家庭でも犬を飼うことを検討することがあると思います。子供のいる家庭で犬を飼う場合、どのようなことに気をつけて考えればいいのでしょうか?

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①犬の世話をする手間や苦労

散歩する男の子とビーグル

犬を飼うことを考えているときは、かわいがったり遊んだり楽しいイメージを持っていることが多いと思います。しかし、実際子供のいる家庭の中に犬が加わると楽しいことばかりではなく大変なこともたくさんあることを理解しておいてください。散歩やお手入れ、病院通いなど時間や手間がかかることがあり、それらは愛犬の健康や心身のすこやかな成長を守るために欠かすことのできない大切なことばかりです。

育児と犬の世話の両立、分担

小さな子供がいる家庭では子供の機嫌に振り回されることもありますし、小学生くらいの子供がいる家庭の場合は学校や習い事などで忙しく過ごしていることが多いと思います。その中で毎日しっかりお散歩で運動をさせたり、しつけのために時間を割いたりすることができるのかをきちんと考えなければなりません。

毎日のお世話や病院通いとなると、どうしても負担が大きいのが親、特に母親だと思います。主にお世話をする人の負担が大きくなりすぎないか、家族みんなでどのような協力体制を取ることができるかということをきちんと相談しておくことが必要だと思います。

②外出や旅行に制限が出る可能性

窓の外を見る犬の後ろ姿

犬を飼うことで一緒にお出かけや旅行を楽しみたいと考えている家庭であればそれほど問題ないと思いますが、犬と一緒の外出や旅行にはさまざまな制限があるということを忘れないようにしましょう。

愛犬への負担

ペット可ホテルなども増えてきているので犬と一緒の旅行を楽しむこともできますが、子供のいる家庭ではテーマパークに行ったり観光やスポーツ観戦をしたり、犬は一緒に行くことができない場所に行く機会も多いと思います。

そういったときには愛犬を留守番させたりペットホテルに預けたりすることになりますので、犬のストレスが増えたり預けるための費用がかさむことはしっかりと考えておきましょう。泊りがけの外出ではなくてもあまりにも長時間の留守番となると犬にとっても負担が大きいので、外出時にはそうしたことも気にかけなくてはなりません。

③怪我やアレルギー、衛生管理について

鼻をかむ女の子と犬

犬を飼うとき子供があまりにも小さいとトラブルになってしまうことがあるので十分に注意が必要です。子犬と小さな子供という組み合わせはとてもかわいらしく微笑ましいものですが、お互い力加減ができず思わぬ怪我や事故につながることがあるのです。

必ず保護者がそばにいる

年齢によっても異なりますが、子供と犬がコミュニケーションを取るときにはできるだけ大人がそばにいて触り方や力加減、近づき方などを子供にしっかりと教えてあげなくてはなりません。実際に、家庭内で犬と赤ちゃんの不幸な事故なども起きています。

おそらくどちらにも悪意はなくさまざまな条件が重なって起こってしまったことだとは思いますが、言葉の通じない犬と加減を知らない子供という組み合わせだからこそ決して油断してはいけないのです。普段は仲良くしていたとしても、特に幼稚園未満の小さな子供と犬は二人きりにしないなど十分注意しておいた方がいいでしょう。

子どもが犬アレルギーを持っていないか

また、子どもが犬に対するアレルギーを持っていないかを飼う前に確認しておくことも大切です。公園や近所の犬を触っていても問題ないからアレルギーなど考えもしなかったのに、いざ飼い始めたらアレルギー症状が出てしまったという例もあります。今はアレルギーについても簡単に検査できるので、念のため確認しておくといいでしょう。

<まとめ>子供のいる家庭で犬を飼うときに考えたいこと

子供と犬の後ろ姿

筆者宅でも小さな子供2人と中型犬が一緒に暮らしています。子供と犬が一緒に遊んだり、寄り添って寝ている姿はとても微笑ましく、共に過ごす時間の貴重さを感じることは多くあります。家庭内ではとても仲良くしていますし、小学生の子供は犬のことをとても気遣うことができるようになりました。

それでも、お互いがお互いを傷つけてしまうような事故が起こらないに、そしてお互いの存在を負担に感じるようなことがないように日頃から気をつけて過ごしています。子供がいるとどうしても忙しく犬のお世話を大変だと思うこともありますが、それ以上に得るものがあると感じています。子供がいる家庭で犬を飼うときには、子供の年齢や生活スタイルなどから“今”飼うことがベストなのかをしっかりと考えるようにしましょう。

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