犬の留守番に備えてすべき『犬への配慮』6選
1.飲み水をたっぷり用意しておく
意外と忘れがちになることなのですが、お留守番をさせる時は飲み水をたっぷり用意してから出掛けるようにしましょう。暑い時期はもちろん、冬場では暖房を使っていると犬が脱水症状になりやすいので水は大切となります。
また、お出かけをしていると何らかのトラブルや用事がきっかけとなり、予定よりも帰宅するのが遅くなってしまうことも少なからずあると思います。ですので、飲み水に余裕をもたせておくことが大切といえますよ。
2.犬に適した温度管理をする
お出掛けをする時は、愛犬に合わせた温度管理をすることも大切となります。例えば、夏は室内でも30度を平気で超えてきますので、体温が高い犬にとって凄く過酷な環境といえます。冷房をつけずにお留守番をさせた結果、熱中症になってしまった!というケースは少なくないそうです。
また、夏ほどではありませんが冬も温度が低すぎると犬にとってツライ環境になってしまう場合が多いので気をつけましょう。特に抜け毛の少ない小型犬は基本的に寒さに弱いので暖房が必要といえますよ。
3.食べると危険なものを置かない
愛犬を留守番させた時に起こる危険性の1つに『誤飲』があります。中毒を起こす食べ物や植物、オモチャなどを飲み込んでしまう犬は少なからずいるそうです。普段お利口な犬でも、お留守番をさせた時にストレスや退屈を感じて何かを口にすることがあるので要注意といえますよ。
誤飲はあらかじめ犬が届く場所にものを置かないようにするだけで、すぐに対策をすることができます。ですので、お留守番をさせる時は、危険だと感じるものを全部取り除いて出かけるようにしてくださいね。
4.普段の環境と同じようにする
留守番をさせる時に愛犬が少しでも寂しくならないようにするためには、なるべく普段と同じ環境にすると良いそうですよ。例えば、テレビをつけて外出する。電気をつけて出掛ける。といったようにいつもと同じ環境にすることで、犬が不安になりにくく落ち着きやすいみたいです。
また、帰りが遅くなる時はあらかじめ電気をつけて出掛けるのもおススメといえます。基本的に犬は暗くても平気なのですが、いつも明るい環境で暮らしているのに慣れている場合は、部屋が暗いと不安に感じてしまうことがあるそうです。そんな時は明かりをつけておくと不安を幾分か和らげることができるので効果的といえますよ。
5.外でしかトイレをしない場合は外出前にトイレに連れて行く
愛犬が外でしかトイレをしない場合は、留守番をさせる前にトイレに連れて行ってあげましょう。先ほどもお伝えしたように、お出かけをすると予定よりも遅くなってしまうことがあります。そういった時に愛犬が何時間もずっとおしっこを我慢した状態でいると、腎臓や膀胱の病気を発症する可能性が出てきます。ですので、留守番をさせる時はトイレに連れて行くようにしてあげてくださいね。
6.飼い主のにおいがついたものを置いておく
留守番中の不安を和らげるためには、大好きな飼い主のにおいがついたものを置いてあげるのも効果的といえます。例えば、飼い主の着ていた服を愛犬の近くに置いてあげることで、ひとりで留守番をしている時でも飼い主の存在を感じることができます。その結果、愛犬は不安や寂しさを感じにくくなるそうですよ。
まとめ
当たり前となりますが、犬は留守番中に自分で冷房をつけたり飲み水を入れたりすることができません。飼い主がどう配慮してあげるかで愛犬の留守番時の環境全てが決まってしまいます。ですので、できるだけ愛犬が寂しさや不安を感じないように、また、快適な空間で留守番ができるようにしてあげてくださいね。