楽しむためにマナーも必要!犬を連れて公園に行くときの注意点5つ
1.リードをキチンとする
犬を散歩に連れて行く時はリードをちゃんとつけるようにしましょう。大きな公園で思いっきり走らせてあげたい。愛犬のしつけがちゃんと出来ているから大丈夫。といった理由でリードをしない人がいますが、ほとんどの場合周りの人に迷惑をかけてしまいます。例えば、リードをしないで自由に散歩させていたところ、他の犬とケンカをしたり人間を噛んだりしてトラブルになることが少なからずあるそうですよ。
また、日本ではノーリードを禁止している自治体や公園が多いといえます。ですので、愛犬を自由に走らせてあげたい時はノーリードではなく、せめて長さのあるロングリードを使うようにしてくださいね。
2.オシッコをした後は水をかける
犬がオシッコをした後、そのオシッコに水をかける行為を『マナー水』といいます。簡単にご説明するとマナー水は「愛犬がここでオシッコをしてすみません」といった気持ちを表すとともに、少しでもオシッコのニオイや周りの人が感じる不快感を取り除く効果があるんです。ちなみに、ペットボトルに水を入れて持ち歩くようにするだけで、すぐにマナー水を行うことができますよ。
基本的にマナー水は、アスファルトなどの水分を吸収しにくい地面にオシッコをした場合に行う人が多いみたいですね。一方で土の地面や植物が生えている場所ではオシッコが肥料になるからマナー水をしなくてもいい、という人もいるみたいです。しかし、実際には植物に直接オシッコをすると枯れてしまったり、不衛生になったりするので気をつけないといけません。土の地面だとしても愛犬がオシッコをした時は、マナー水をするようにしてくださいね。
また、近年ではマナー水だけだとあまり効果がない。水をかけることでかえってオシッコが広がる。という意見もあります。その結果、愛犬がオシッコをしたらトイレシートを使って地面のオシッコを取り除く。という人が増えてきているそうです。ですので、近い将来マナー水ではなく、トイレシートやトイレットペーパーなどでオシッコを取り除く方法が最低限のマナーとなるのかもしれませんね。
3.うんちは必ず取る
『愛犬のうんちは必ず取って持ち帰る』という行為は、犬を散歩する時の最低限のマナーとなります。悲しいことに、散歩をしていると放置されたうんちを発見することがよくあります。干からびたうんちがあると不衛生ですし、周りの人に不快感を与えてしまいます。また、うんちを持ち帰らない飼い主が1人でもいた結果として、『犬の散歩は禁止!』というルールを追加する公園も少なくありません。みんなが気持ちよく公園を利用できるように、うんちは必ず持ち帰るようにしてくださいね。
4.公園のルールをちゃんと知っておく
ほとんどの場合、公園ごとにルールがありますので公園を訪れたらまずはルールを知っておきましょう。ちなみに、公園の入り口や中央辺りにある看板、掲示板にルールが書かれていることが多いですよ。基本的に『うんちは持ち帰りましょう』『放し飼いは禁止』などの最低限のマナーが書かれていたり、『砂場や遊具には犬を近づけさせないでください』といった、公園ごとのお願いが書かれていたりしますよ。
5.ブラッシングをしない
「大きな公園のベンチで、愛犬と座りながらブラッシングをすると気持ちいいだろうなぁ」と想像する飼い主はいると思います。しかし、公園内でブラッシングをするのは迷惑行為となるので気をつけてくださいね。
例えば、ブラシに付いた抜け毛を持ち帰るようにしても、どうしてもある程度は抜け毛があちこちに飛んでいってしまいます。その結果、周りの人の服に付いたり、公園内に抜け毛が放置されることになります。公園は犬が苦手な人も利用するので、そういった人が放置された抜け毛を発見すると不快に感じてしまうことでしょう。最悪の場合、公園内で犬を散歩できなくなってしまうことも考えられるので、公園に限らず外ではブラッシングをしないようにしてくださいね。
まとめ
今回ご紹介した『犬を公園に連れて行く時の注意点』は、周りの人に迷惑をかけないための最低限のマナーといえます。みんなが楽しく気持ちよく公園を利用するためには、周りの人のことを思いやる気持ちが大切といえそうですね。