人の犬を預かるときの確認事項①「食事に関して」
主に確認しておきたいことは3つあります。
- 与える量
- 与える時間
- 食べてくれないときの対処法
いつも食べているごはんを持って来てもらうようにしましょう。ドライフードなら、1回分の量を小分けにし、ジップロックやタッパーに入れて来てもらうと良いでしょう。買ったときの袋のままである場合には、1回にどれくらいの量を与えるのか確認しておきましょう。
食事を与える時間は決まっているのか、何時に与えるのかも確認しましょう。環境の変化によってごはんを食べてくれないことがあるかもしれません。お湯でふやかして与えると食べてくれる、犬用のミルクをかけてあげると食べてくれる、などの対処法を確認しておくと良いでしょう。
必要なもの
- ごはん(ドッグフード)
- お水(水道水ではなく、ミネラルウォーターを飲ませていることがあります。)
- 食器
人の犬を預かるときの確認事項②「排泄に関して」
主に確認しておきたいことは2つあります。
- 室内で排泄することができるのか
- 外でなければ排泄することができない場合、どのように排泄をさせるのか
トイレトレーニングが済んでおり、室内で排泄することができる場合には、ペットシートを持って来てもらうようにしましょう。環境の変化によって、排泄に失敗してしまうことがあるかもしれません。自宅では、どこに、どのようにペットシートを置いているのか、自由に排泄させているのか、決まった時間にトイレに誘導しているのか、など確認しておくと良いでしょう。
外でなければ排泄することができない犬もいます。庭やベランダにペットシートを置き、排泄させていることもあります。
必要なもの
- ペットシート
- 除菌ウェットティッシュやトイレットペーパー(お手入れ掃除用)
- 排泄物を入れる袋
- トイレトレー
※ペットシートを床に置くのか、トイレトレーにセットするのかを確認しておきましょう。トイレトレーが必要な場合には、飼い主さんに持参してもらいましょう。
人の犬を預かるときの確認事項③「お散歩や運動に関して」
預かっている間、お散歩や運動をさせる必要があるのかどうか確認しておきましょう。慣れない環境でのお散歩や運動には危険が伴います。犬だけではなく、預かる人間にも危険が伴います。慣れない環境を慣れない相手とお散歩する犬は、不安と恐怖でいっぱいでしょう。
飼い主さんからお散歩や運動を頼まれた場合、どのようにお散歩や運動をさせるのか、確認しておきましょう。お散歩に行く時間、お散歩のコース、室内での遊びなど。
必要なもの
- 首輪
- ハーネス
- リード
- おもちゃ(室内でも遊びや運動のため)
人の犬を預かるときの確認事項④「室内での過ごし方に関して」
主に確認しておきたいことは2つあります。
- 室内を自由にさせるのか
- ケージの中で過ごさせるのか
普段は自宅の室内を自由にさせてもらっている犬も、他人の家では不安でしょう。使用しているケージがあるのであれば、持って来てもらいましょう。様子を見ていてあげることができる時間は室内を自由にさせても良いと思います。しかし、目を離す間やお留守番の間はケージの中で過ごさせるのか良いのではないでしょうか。
必要なもの
ケージの中に入れるための、ベッドやブランケット、おもちゃなど、いつも愛用しているものがあることで、犬も安心することができるでしょう。また、飼い主さんのニオイが染みついたものであると、より安心できるでしょう。
人の犬を預かるときの確認事項⑤「かかりつけの病院に関して」
慣れない環境に置かれることで、体調を崩してしまうことがあるかもしれません。かかりつけの病院の連絡先や場所を確認しておきましょう。かかりつけの病院が休診日や診察時間外である場合の対処法についても確認しておく必要があるでしょう。
必要なもの
診察券やお薬手帳、領収書などがあると、カルテと照らし合わせることができます。必ず預かるようにしましょう。診察券などがない場合には、飼い主さんの氏名・住所・連絡先・犬の名前など、飼い主さん本人に書いてもらったものを預かり、病院で見せると良いです。
まとめ
他人の犬を自分の家で預かるって、ドキドキしますよね。私も何度か経験があるのですが、わからないことがある度に、飼い主さんにメッセージや電話をしました。最低でも、ご紹介した5つのことは、事前に確認しておくと良いです。