1年中気を付けるべきノミダニ
犬を飼っている人の多くは、愛犬が蚊に噛まれたりノミダニが付着しないように注意しているのではないでしょうか。特にノミダニは13℃以上の環境なら生きていくことができるため、とても厄介です。13℃以上ということは、基本的に1年中気をつけなければいけません。冬も外は非常に寒いため、13℃を下回りますが、家の中に入れば暖かくなっているため、ノミダニが活発になります。
近年、昔に比べてノミダニに噛まれることで皮膚炎を発症してしまう犬の受診数が増えてきているます。昔よりも飼い主と一緒に過ごす時間が増えてきており、異変に気付く飼い主が多くなったからとも言われていますが、やはり増加傾向にあるという点は気になります。
ノミやダニによる症状
では、ノミやダニによって引き起こされる犬の症状は、どのような症状があるのでしょうか。基本的には皮膚に異常が見られるようになります。初期症状の多くは痒みです。頻繁に体を掻いたり、体を床にこすりつけたりするようになります。
さらに掻きすぎにより化膿してしまい、ばい菌が体内に侵入してしまい二次被害に遭ってしまう恐れも考えられます。ノミは1匹に血を吸われるだけでも痒みが伴いますが、大量繁殖する傾向のある寄生虫なので、大量に付着してしまい血を吸われてしまうこともあります。すると貧血症状を引き起こし、ふらふらと歩いたり、元気が無くなってしまうこともあります。
飼い主への感染にも注意が必要
ノミやダニは寄生虫のため、次々と宿主を替えていきます。犬から犬へも感染するため、ノミやダニに寄生されている犬と触れ合うことでも感染してしまいます。また犬から人へも感染する恐れがあり、小さいサイズのノミダニの場合、人間の肉眼でも見えにくいことが多いため、気づかず飼い主にも被害が及ぶ恐れがあります。
ノミダニ回避対策にぴったり!おすすめ商品3選
ノミやダニが寄生してしまうと、強いかゆみが伴い、最悪貧血状態に陥る恐れもあります。この症状を回避するべく、ノミダニ回避対策にぴったりな商品が販売されていることをご存知でしょうか。動物病院でも推奨されていますので、まだ取り入れていないご家庭はぜひ検討してみましょう。
フロントラインプラス
フロントラインプラスはスポットタイプのノミダニ駆除薬です。犬の皮膚に直接垂らすことで、ノミやマダニを駆除してくれます。また既にノミやマダニが寄生してしまい、卵を産み付けてしまっている場合、その卵も駆除してくれるため孵化や育成を妨げる効果も期待できます。
フロントラインプラスを使用してからノミは24時間、マダニは48時間でほとんどの個体を駆除することができます。スポットタイプはシャンプーに制限があると言われますが、こちらは制限がないので便利です。
ネクスガード
ネクスガードはスポットタイプではなく、食べるタイプのノミダニ駆除薬です。食べるタイプと聞くとなかなか食べてくれないのではと思いがちですが、ネクスガードは牛肉風味なのでおやつ感覚で食べることができます。
こちらはノミが6時間、マダニが24時間で駆除できるため、ノミダニが皮膚に噛みつき症状を起こす前に対処することができます。卵を駆除する効果は薄いため、そちらも気になる方は孵化を予防する効果の高い薬を選ぶと良いでしょう。
フォートレオン
フォートレオンもフロントラインプラスと同様にスポットタイプです。持続期間は約1ヶ月なので、1ヶ月後に再度投薬することでノミダニが寄生し噛み付く前に駆除することが可能です。さらにフォートレオンはノミやマダニだけでなく、蚊が犬に近寄らないようにする効果もあるため、1つの薬で3種類の有害生物へと対策ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ノミやマダニは皮膚に関する症状を引き起こす原因となるため、早期の対処が必要です。駆除薬にもタイプがありますので、愛犬の性格に合った物を選ぶと使いやすいですよ!またかかりつけの獣医さんに尋ねてみても良いでしょう。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
50代以上 女性 匿名
お菓子と思ってるのか美味しく食べてくれるので助かっています。