犬が脱水を起こしている時の症状6選
1.元気がなくなる
犬の体の約60%は水分でできているといわれています。体内に存在する水分(体液)それぞれには大切な役割があり、体を健康に保つためにはそれらが必要不可欠となります。そんな大切な水分がなんらかの原因で減少してしまうと、体の機能が上手く働かなくなってしまい体に様々な悪影響を与えてしまうそうです。
体の機能が低下したり体内のバランスが崩れてしまったりすることで、犬は元気がなくなってしまいます。暑い日に愛犬がいつもより動きが鈍い。疲れているように寝ている。そんな場合は脱水症状、または熱中症を起こしているかもしれませんので気をつけましょう。
2.食欲がなくなる
脱水が起きていると食欲がなくなってしまいます。私たち人間も元気がなくて、体がだるくなっている時は食欲がありませんよね。犬も同じように体調が悪くなることで食欲がなくなるといえます。
そんな時は少しでも食べやすいようにドッグフードをふやかしてあげやり、スープをかけて食欲が出るようにしてあげることをおススメします。水分を含ませたフードを食べさせることで水分補給と栄養を補給することができますよ。もし、これらのご飯を食べなかったり、水やウエットフード、大好物の食べ物をあげても食べようとしない場合は、愛犬が食べれないほどに脱水症状が重症化しているかもしれません。ですので、すぐ病院に連れて行ってあげましょう。
3.口内の異変
脱水状態になっていると口内の水分ももちろん減ってしまいます。唾液の量が少なくなってしまいます。
また、脱水状態になっている時は、よだれの質が変わるだけでなく歯ぐきにも影響がでてしまいます。水分が不足していると皮膚や歯ぐきの水分が失われ本来の弾力がなくなるそうです。
4.嘔吐・下痢
嘔吐や下痢も犬が脱水しているときの症状として知られています。嘔吐や下痢をしてしまうと、さらに体内の水分が外に出てしまうため脱水症状が悪化、または長引いてしまう場合が多いです。
また、逆に体調不良になっている時に下痢や嘔吐を何度もすることで、脱水症状になってしまうことも少なくないそうですよ。
5.オシッコの色が濃くなる・少なくなる
脱水状態になっているとオシッコにも変化が出てしまいます。水分が少ないことでオシッコの濃度が濃くなり色が濃くなる。おしっこの量が少なくなるといった症状が現れるそうです。
飲み水があまり減っていなくてオシッコの量が濃い場合は、体内の水分が少なくなっているかもしれませんので、愛犬の様子を気にするようにしてあげてくださいね。
まとめ
脱水症状は暑い日だけでなく、冬などの気温が低い時にも発症することがあります。また、体調不良で下痢や嘔吐をすることで水分が減少してしまったり、腎臓などの病気を発症したりすることで脱水症状になることも少なからずあるそうです。
ですので、毎日愛犬の健康を管理する。水分をきちんと補給できているか確認する。といったことが大切といえます。脱水症状は悪化してしまうと命を亡くしてしまうこともありますので、愛犬が脱水症状になっていると感じた時は、なるべく早く病院に連れて行ってあげるようにしてくださいね。