1.わんわん物語
わんわん物語は、1955年に公開された、ディズニーのアニメーション映画です。原題は“Lady and the Tramp”ですが、日本では、わんわん物語として親しまれています。わんわん物語の原案を作成したのはジョー・グラントという人物です。ジョー・グラントが愛犬を描いたスケッチを、ウォルト・ディズニーに見せたところ、大変気に入ったそうです。そして、ジョー・グラントの愛犬を主人公とした、わんわん物語が作られました。
わんわん物語には、たくさんの犬種が登場します。私も子供の頃に何度も観ましたが、犬種を学ぶ機会になりました。アニメーション映画ですので、“実際にはどんな犬なんだろう”と、犬の図鑑で調べるほど影響を受けた映画です。
キャラクターの犬種はなに?①「Lady(レディ)」
レディは、血統書付きのメス犬。犬種は“アメリカンコッカースパニエル”です。飼い主さんが留守にしている間、街へ飛び出します。そして、街で出会った野良犬とトランプと恋に落ちます。トランプから「一緒に生きよう」と薦められるのですが、レディは家へと帰ることを望みました。
キャラクターの犬種はなに?②「Tramp(トランプ)」
トランプは、自由を愛する野良犬で、犬種は“雑種”です。廃品置き場で暮らしていました。捕まってしまった野良犬の仲間たちを逃していたところ、保健所から目を付けられてしまいます。名前はトランプですが、曜日ごとに人間の家を渡り歩き、様々な名前で呼ばれていました。
キャラクターの犬種はなに?③「Jack(ジャック)」
ジャックは、血統にこだわりを持っている、山育ちの犬です。犬種は“スコティッシュテリア”で、長い眉毛が特徴です。レディの友人でもあり、先輩として相談相手にもなっています。
キャラクターの犬種はなに?④「Trusty(トラスティ)」
トラスティは、ジャックと古い付き合いのある犬です。顔全体にあるシワが特徴的な“ブラッドハウンド”という犬種です。保健所に捕まってしまったトランプを救うために馬車に体当たりをし、ケガを負ってしまいます。
2.101匹わんちゃん
101匹わんちゃんもディズニーのアニメーション映画です。みなさんもよくご存知の通り、101匹の“ダルメシアン”が登場します。しかし、忘れていませんか?よーく思い出してみてください。ダルメシアン以外にも、活躍するワンちゃんたちがいるんです。
キャラクターの犬種はなに?⑤「Danny(ダニー)」
ダニーは、クルエラ・デ・ビルによって連れ去らわれてしまった子犬たちの居場所を、子犬たちの両親である、ポンゴとパーディタに教えてくれました。犬種は“グレートデン”です。
キャラクターの犬種はなに?⑥「大佐」
駆け足!が口癖の大佐は、“カタロニアンシープドッグ”という犬種です。盗まれた子犬たちを発見しました。
3.平成イヌ物語「バウ」
平成イヌ物語「バウ」は、テリー山本が連載していた青年漫画です。私は子供の頃に単行本で読んでいました。アニメとしてテレビ放送されたのは、1993年10月14日から1994年9月22日までです。
キャラクターの犬種はなに?⑦「バウ」
主人公犬であるバウは、食いしん坊でとってもお調子者のオス犬です。犬種は“ブルテリア系”とされています。鳴き声がバウッ!であることから、バウと名付けられました。主人公である漫画家の倉本が済んでいるアパートに突然現れ、居候犬になりました。
キャラクターの犬種はなに?⑧「シェーン」
バウは後に犬神家で暮らすことになり、バウと同時期に飼い始められた犬がシェーンです。シェーンは、USAチャンピオン犬として、犬神家の父から上品な振る舞いを要求されている、“アフガンハウンド”のオス犬です。
キャラクターの犬種はなに?⑨「ブーマー」
犬神家の父が、娘の気を引くために飼い始めたのがブーマーです。ブーマーは“セントバーナード”のオス犬です。無表情で奇妙な犬なのですが、いざというときには行動的になる一面もあります。
キャラクターの犬種はなに?➉「ジミー」
ジミーは、犬神家の父の悪友が飼っている犬です。犬種は“ポインター”で、狩猟犬として活躍しています。飼い主以上に利口な犬だとして登場します。
まとめ
3つのアニメに登場する、10頭のワンコについて、キャラクターと犬種をご紹介しました。主な登場ワンコ以外にも、ちょこっと登場するワンコもいますよね。こんなキャラクターや犬種が登場していたんだ…と、「気づかなかったー!」という方もいらっしゃるかもしれません。ご紹介したキャラクターや犬種を参考に、ぜひもう一度アニメをご覧になってみてくださいね。