犬を飼ったら得られる幸せ①「家族の会話が増える」
いつも家族の中心にいるのは愛犬たちです。急に大暴れして笑わせてくれたり(うちでは大運動会と呼んでいます)、わざと叱られるようなイタズラをしてみたり、愛犬たちの何げない行動が、自然と家族の会話を生み出してくれています。
思春期や学生の頃は自分の部屋に閉じこもりがちですが、「ちょっと来て!○○が変な格好して寝てる!」と誰かが呼ぶと、家族みんながリビングに集まります。ブサイクな表情をして仰向けになり、イビキをかいて寝ている愛犬に、家族みんなが笑いだし、賑やかになるものです。
子供たちが独立し、夫婦だけになってしまった家には、会話がないとよく耳にします。「今度〇〇と○○へ出かけよう」など、夫婦の会話の中心にいるのも、どうやら愛犬たちのようです。
犬を飼ったら得られる幸せ②「規則正しい生活を送るようになる」
身体が健康であるということは、とても幸せなことです。しかし、規則正しい生活を…と、毎日毎日意識して続けることは難しいものです。愛犬たちとの朝夕のお散歩の時間が決まっているだけで、自然と規則正しい生活を送れるようになり、心も身体も整うようです。
朝のお散歩の時間が近づいてくると、愛犬たちがソワソワしだすので、アラームが鳴るよりも早く目が覚めてしまうことがほとんどです。どこか出かけていても、夕方や夜のお散歩のために早く帰ろうと思いますし、お腹を空かせて待っているだろうと思うと、お酒を飲み歩く機会も減るのではないでしょうか。
日曜日で仕事が休みだからお昼頃まで寝ていよう、なんて人も多いと思いますが、犬と暮らしているとそうはいきません。朝の決まった時間に「お散歩に行こう!」「ごはんまだなの?」と起こしにきます。“早起きは三文の徳”と言いますが、私も早起きをした日には心の調子も身体の調子も良く、新しい出会いや発見があるなど、幸せな一日を送れるように思います。
犬を飼ったら得られる幸せ③「友達や仲間が増える」
私には、年齢や性別に関係なく、たくさんのお友達や仲間がいます。愛犬たちとお散歩をしているときに出会いました。私一人で歩いていると、見知らぬ人は誰も話しかけてきません。挨拶を交わしても、お互いにそのまま去っていきます。そこに愛犬がいるだけで、「どこから来たの?そんな遠くから歩いてきたの!?」と、話が盛り上がることがあります。
小学生のときに公園で出会い、20年以上のお付き合いがある人もいます。犬と暮らしたことはないけれど、犬が大好きで、会うたびに愛犬たちを可愛がってくださる人もいます。愛犬たちがいなければ、ただすれ違うだけで、お友達や仲間としてお付き合いすることはなかっただろうなと思います。公園やドッグランやドッグカフェなど、ワンちゃんや飼い主さんがたくさん集まる場所に、みなさんもぜひ積極的にお出掛けされてみてはいかがでしょうか。
犬を飼ったら得られる幸せ④「お掃除や整理整頓が好きになる」
私一人なら、部屋にはいろんな物が転がっているでしょうし、掃除もたまにやれば良いかな、という程度だと思います。しかし、愛犬たちと暮らしていると、決してそんなことはできません。掃除機をかけるのは毎日、朝と夕の2回。拭き掃除は週に1回。高い場所や家具の下や後ろのホコリも気になる。物はしっかり片付けて整理整頓しておかなければ、愛犬たちが破壊してしまったり、誤飲したりしてしまうかもしれない。そう考えているうちに、自然とお掃除や整理整頓が好きになりました。部屋がキレイだと、心もすっきりして良い気分になれます。落ち着いて過ごすことができ、イライラすることも減ると思います。
犬を飼ったら得られる幸せ⑤「運動をする習慣が身に付く」
犬と暮らしていると、朝夕に30分から1時間程度のお散歩を毎日行っている飼い主さんがほとんどです。毎日運動しなきゃと意識していても、なかなかそう簡単に長続きするものではありませんが、犬と暮らしていると、どんなに眠くても起きて朝のお散歩へ行きます。
風邪をひいて熱があっても近所を一周くらいは歩きますし、雨の日もお散歩を欠かさないというワンちゃんと飼い主さんもいらっしゃいます。そして何より、“仕方なく嫌々お散歩をしている飼い主さんはいない”という点が素晴らしいと思います。
まとめ
犬と暮らすことで得られる幸せは、無理に手に入れようとして頑張る必要のないものばかりです。自然と良い行いをし、自然と良い生活を送ることができます。そうすると、心も身体も整い、穏やかな気持ちで過ごすことができます。愛犬たちがいなかったら、私はダラダラと怠けた生活をしているかもしれません。