犬との生活で考えたい家具の選び方①「ソファー」
犬と23年暮らしている私が最もおすすめするソファーは「カバーの取り外しが可能!」なソファーです。クッションの部分だけなど一部分ではなく、ソファー全体のカバーを取り外すことができると尚良しです。ソファーをホリホリして、穴をあけられたことがあります。ソファーの上で粗相をされてしまったこともあります。
愛犬が気に入って座る箇所だけ、黄ばみができてしまったこともあります。カバーの取り外しが可能であると、気軽にお洗濯することができるため、常に清潔な状態を保つことができます。ホリホリして穴があいてしまった時は、カバーを買い替えれば良いだけです。カバーのみの販売がない場合は、手作りしても良いのではないでしょうか。
ちなみに、粗相対策として、カバーの間にペットシートを入れています。粗相をしてしまってもカバーは洗うことができますし、ペットシートが吸ってくれるので、ソファーそのものには染みません。
ソファーの失敗例
革のソファーを使っていた時は、「あ、これは失敗したな」と感じました。革をホリホリされてしまうと、その部分だけ革が剥がれてしまうので、対処法がありません。クッションを置いて隠していました。
革に粗相をされてしまうと、すぐに拭くことができれば良いのですが、時間が経つとおしっこもニオイも染み込んでしまいました。ホリホリの跡はカバーでソファー全体を覆って隠すこともできますが、ニオイはもうどうしようもありませんでした。
犬との生活で考えたい家具の選び方②「犬用とハウスとクローゼットが一体化した家具」
愛犬用のグッズの収納場所で困ったことはありませんか?ケージの上に乗せているという飼い主さんもいらっしゃるかと思いますが、ゴチャゴチャしてお部屋の雰囲気が悪くなっていませんか?
ハーネスやリード、トイレのお掃除道具、防寒服やオシャレ服、アクセサリーなど、溢れかえってしまうことありますよね。犬用のハウスとクローゼットが一体化した家具をご存知でしょうか。下の段はベッドになっていて、上の段が収納になっている家具です。
収納部分に扉が付いているものを選べば、中がゴチャゴチャしてしまっても、扉を閉めてしまえばわかりません。リビングに置く場合、来客があっても安心ですよね。
犬との生活で考えたい家具の選び方③「テーブルや椅子」
テーブルや椅子の脚は、噛んでボロボロにされてしまいやすいです。とくに、中型犬や大型犬と暮らしている飼い主さんの困り事あるあるですよね。私も、4つあるはずの椅子の脚が3つになっていたことがありました。
そこで、対策として選んだ次の家具は「ステンレス製」でした。本来は、温もりのある木製の家具が好きなので、テーブルや椅子の“脚のみ”がステンレス製になっているものを選びました。ステンレス製なら、噛んだ時に犬も不快なようで、噛むことをやめました。木製のようにボロボロにされてしまうことも、脚を3つにされてしまうこともありません。
犬との生活で考えたい家具の選び方④「照明器具」
照明器具も愛犬のことを考えて選んであげると、犬も人も快適に暮らすことができます。
蛍光灯
蛍光灯の光は、犬にはチカチカと点滅して見えている可能性があるとされています。チカチカ点滅したままだと、私たちに人間ならイラっとしてしまいますよね。きっと、犬も不快に感じると思います。
白熱電球
火傷をしてしまうくらい熱くなります。私も触れてしまって指に火傷をした経験があります。愛犬の鼻や手が届いてしまう場所にある照明器具には、白熱電球は使用しないように注意したいです。
シャンデリア
私の大失敗談です。新築した時に思い切って高価なシャンデリアを購入したのですが、犬との暮らしには不要だったなと、今は感じています。地震で落下したらどうしよう、破片が飛び散ったらどうしよう、そんな心配ばかりしています。
重量もあるため、シャンデリアの下で愛犬が寛いでいるときに地震で落下したら…と考えると恐ろしいです。現在は、シャンデリアの下に大きなテーブルを置いて対策しています。そして、シャンデリアのある部屋には愛犬を立ち入らせないようにしています。
まとめ
私の失敗例を交えながら、犬との生活で考えたい家具の選び方を4つご紹介しました。犬も人も快適な暮らしができる家具、それが私の理想です。しかし、実際に使ってみないとわからないこともあります。「これは良い!」と思って買ったものの、実際に使用してみると、使いづらい部分が見えたり、愛犬には良くなかったかもと感じたり。家具の買い替えはできなくても、模様替えや配置換えで快適になることもあります。