愛犬が留守番中にイタズラをする理由①「ただ遊んでいるだけ」
ワンちゃんにとっては「遊び」でも、飼い主さんにとっては「イタズラ」なんてことがあります。飼い主さんのスリッパを噛んでボロボロにしてしまったり、ソファーをホリホリして穴をあけてしまったりなど、イタズラを越えて、迷惑行為だと感じてしまうこともあるかもしれません。
対処法①「愛犬用のおもちゃを与える」
お留守番中、愛犬が退屈してしまわないよう、愛犬用のおもちゃを用意します。知育玩具は長く遊べるので、飽きずに遊んでくれます。ポイントは「犬のおもちゃ」を与えるということです。古くなった飼い主さんのスリッパを与えると、“スリッパで遊んでも良いんだ!”と勘違いしてしまいます。そうすると、新しいスリッパをおもちゃ代わりに遊んでしまい、ボロボロにしてしまうでしょう。
対処法②「すぐに叱ること」
もし、飼い主さんの目の前でもイタズラをすることがあれば、その時にすぐに叱りましょう。なぜ叱られたのかを理解してもらうためです。“イタズラをすると叱られるんだ”ということを理解することができれば、お留守番中のイタズラもなくなるはずです。
愛犬が留守番中にイタズラをする理由②「不安だから」
ひとりでお留守番することに不安を感じ、その不安やストレスを解消するためにイタズラをしてしまうワンちゃんがいます。とくに分離不安のあるワンちゃんは、問題行動を起こしやすいとされています。“不安がイタズラに繋がっているんだ”と、原因がはっきりわかっているのであれば、それに合った対応をすることで改善されます。
対処法①「社会化を学ばせる」
分離不安のあるワンちゃんの多くは、社会との触れ合いが不足しているのだそうです。飼い主さんや家族以外の人や犬との触れ合いが不足していることで、飼い主さんや家族への依存度が高まってしまうからです。お散歩中やドッグランなどで、他の人や犬と触れ合う時間を増やしてみると良いと思います。
対処法②「過剰な接し方をしないこと」
出かける時、帰宅した時、過剰な接し方をしていませんか?出かける時、もう二度と会えないかもしれないほどの別れの挨拶をしたり。帰宅した時、何年ぶりの再会かのような挨拶をしたり。過剰なスキンシップが愛犬の不安や恐怖を駆り立ててしまうことがあるんです。お留守番は特別なことではなく、日常生活の一部です。「ママ、すぐに帰って来るからね!お利口さんに待っててね!」という感じよりも、「お仕事に行って来るよ」「お留守番、頼むね」くらいの方が、愛犬も不安にならずに済むかもしれません。
愛犬が留守番中にイタズラをする理由③「構って欲しい」
イタズラをしたことで飼い主さんが構ってくれた、と誤解している可能性があります。お留守番中、退屈な気持ちや不安な気持ちでいることでしょう。そんな時にふと思い出すんです。「イタズラをすれば構ってもらえるぞ!」と。退屈な気持ちや不安な気持ちが溢れてしまった日は、イタズラもうんと増してしまうかもしれません。
対処法「誤解を解く」
イタズラをすることで構ってもらえる、と誤解してしまっている場合には、その誤解を解いてあげなければなりません。飼い主さんの目の前でイタズラをした時、「やめなさい!」「放しなさい!」などと大きな声で叱っていませんか?もしくは、そのまま放置していませんか?大きな声で叱ってしまうと、構ってもらえたと勘違いしてしまうかもしれません。無視して放置していると、何とか飼い主さんの気を引こうと、イタズラがヒートアップしてしまうかもしれません。
まとめ
お留守番中のイタズラでお困りでしたら、ご紹介した3つの理由に「うちの愛犬は当てはまっていないかな?」と一度よく考えてみてください。まだ若いワンちゃんであれば、ただ遊んでいるだけのことがイタズラになってしまっていることがほとんどです。お留守番中、退屈させてしまわないよう、対策や工夫をしてみてはいかがでしょうか。
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30代 男性 匿名