犬は散歩が好き!
散歩に行こうと準備を始めたら、喜ぶ犬の姿を見たことはありませんか?犬は散歩が好きです。特に飼い主さんと行く散歩は大好きで、いつも楽しみにしているものです。
散歩は外の世界に出て刺激をうけたり、運動不足を解消したりするのに大事なことです。また、太陽光に当たることでビタミンDが合成され、カルシウムの吸収を促進するため健康にも良いのです。
外の世界に出ることで人間社会で生きるためのルールも学ぶことができます。犬にとっては散歩は欠かすことのできないとても大切なものなのです。1日に最低1回は散歩に行くようにしましょう。
ただ、犬種や健康状態にもよるので散歩量や回数は犬の様子をみて増やしたり減らしたりするようにしてください。無理をすると散歩が負担になり健康状態が悪くなる可能性があるので注意してください。
犬が飼い主さんの顔を見るのはなぜ?
ボディランゲージ
犬にとって目の動きは、感情や心理状態を表すボディランゲージのひとつです。犬の目の動きを見るとどういう気持ちなのか、何を考えているのかを知ることができます。
目を見開いているときには興奮状態、上目遣いのときはリラックスや不安などを表しているといわれています。犬の目からは様々なことを読み取ることができるのです。
様々な理由がある
犬が飼い主さんの顔をみるのは、不安や喜び、または疑問など様々な理由が考えられます。感情を伝えて飼い主さんの反応を見ていることもあります。
犬にとって飼い主さんの顔をみるのはコミュニケーションのひとつでもあるのです。また、信頼している証でもあります。じっと見つめてくるときは愛情を伝えようとしているのかもしれませんね。
犬が散歩中に見てくる理由
1.飼い主がついてきているか確認
振り返って飼い主さんをチラチラ見るのは、飼い主さんがついてきているか、疲れていないかなどの飼い主さんの様子を伺っているからです。ふだんよりスピードが遅かったり、立ち止まっていたりすると犬はわかります。飼い主さんに合わせてスピードを調整したり、立ち止まったりする犬もいます。
ただ、犬が主導権を握ってぐいぐい先に歩いていってしまう場合は、信頼関係がしっかり築けていないということになるでしょう。
2.何か異変を感じている
ふだんの散歩とは違う何かを感じていると、不安から飼い主さんを見ることがあります。例えばいつもの道にビニールシートが置かれていたり、大きな音が鳴っていたりすると不安に思うことが多いようです。飼い主さんの顔を見ることで安心したり、次にどうしたらいいか指示を待っていたりする場合もあります。
犬が不安そうであれば立ち止まって声をかけてあげたり、撫でてあげたりして大丈夫だということを伝えてから散歩を続けると犬も安心できます。
3.違う道を歩きたい
いつも散歩している道とは違う道で散歩をしたいときに「ここに行ってもいい?」と飼い主さんの反応を伺ってきます。飼い主さんの顔をみて、違う道に行ってもいいのかどうかを判断しようとしているのです。
4.この道で合っているか確認
飼い主さんの顔を見て、今歩いている道が合っているのかを確認することもあります。もし間違っているのなら「違うよ」と声をかけてあげましょう。うなずいたり首をふったりするのも良いですが、犬は声をかけてあげたほうがわかりやすいです。
無視してしまうと犬は不安になったり、コミュニケーションをとろうとしても無駄だということを覚えてしまったりするため、何かしらのリアクションはとるようにしましょう。
5.楽しい
散歩が楽しくて飼い主さんを見て、気持ちを伝えようとしているのかもしれません。人間の子供でも楽しかったり嬉しかったりすると、親の顔をちらっと見ますよね。それと同じで、自分が今楽しい、嬉しいという気持ちを伝えようとします。
そんなときは一緒に楽しんだり喜んだりして見せてあげましょう。犬も良い気分で散歩ができますし、飼い主さんとしても犬が楽しいと嬉しいですよね。楽しい気分で散歩ができると犬との絆も深まります。
まとめ
犬が散歩中に飼い主さんをチラチラと見てくるのには、ちゃんと理由があります。飼い主さんがついてきているかの確認、異変を感じて不安になったとき、違う道を歩きたいとき、道が合っているのか確認したいとき、そして楽しい気持ちを伝えたいときなど様々な理由があります。
犬にとって目を見ることはコミュニケーションのひとつであり、とても重要なことです。犬が飼い主さんを見つめてきたら何かしらの感情を伝えたいということになります。犬が見つめてきたら何かリアクションをとって、感情が伝わっているということを示してあげましょう。