犬が飼い主のベッドから離れない心理①「大好きなニオイがするから」
ベッドには、大好きな飼い主さんのニオイが染みついていますね。犬にとって、大好きな飼い主さんのニオイは、安心することができるニオイです。ベッドから離れないのは、安心して寛ぐことができる場所だからでしょう。ひとりでお留守番している間、犬も寂しく思うことがあるのではないでしょうか。そんな時は、大好きで安心することができる、飼い主さんのニオイが染みついたベッドで眠ることで、寂しさを紛らわせているのかもしれません。
犬が飼い主のベッドから離れない心理②「静かな場所だから」
ベッドが置かれている寝室は、家の中でもとくに静かな場所ですね。家族が集まるリビングも賑やかで良いけれど、体や心を休めたいときは、犬も静かな場所を好みます。そして、犬もひとりになりたい時間があるのではないでしょうか。そんなときは、静かな寝室へ行き、大好きな飼い主さんのニオイに包まれながら、安心して休むのでしょう。
犬が飼い主のベッドから離れない心理③「暖かいから」
ベッドにはお布団が敷かれていますね。ふかふかのお布団の上は、犬にとっても暖かいものです。冬の寒い日は、暖かいお布団の上で体が冷えてしまわないようにしながら、寛ぎたいのではないでしょうか。うちの愛犬たちは、冬の間は私のベッドの上にばかりいます。でも、夏の間は寄り付きもしません。このことからも、お布団は本当に暖かいものなんだろうな、と改めて感じます。
犬が飼い主のベッドから離れない心理④「休む場所だと理解しているから」
寝室やベッドは、体を休める場所だ、と理解しているのではないでしょうか。初めて飼い主さんのベッドで休んだとき、体や心の疲れが癒されたことを実感したからなのかもしれません。私たち人間は、つい、ソファーやコタツで眠ってしまうことがありますよね。そんなとき、体が痛くなったり、逆に疲れてしまっていたりしませんか?やはり、体や心の疲れを癒し、休めるためにはベッドやお布団が相応しいのでしょうね。それは、犬にとっても同じなのかもしれません。
犬が飼い主のベッドから離れない心理⑤「ずっと一緒にいたいから」
犬は群れで暮らす動物であり、社会性のある動物でもあります。人間社会で暮らす今、家族である飼い主さんと常に一緒に行動したいと考えています。しかし、お仕事の間など、一緒にいられない時間の方が多いかもしれません。そんなとき、大好きな飼い主さんのニオイが染みついたベッドで過ごすことで、飼い主さんと一緒に過ごしているような、そんな気持ちになれるのではないでしょうか。ひとりでいるよりも、誰かといる方が安心できて、落ち着いていられますよね。それを感じられるのがベッドなのです。
犬が飼い主のベッドから離れない心理⑥「自分のベッドが気に入らないから」
愛犬のためにと悩みながらも選んだベッドや寝床。飼い主さんのベッドでばかり寛ぎ、自分のベッドや寝床を使ってくれないのであれば、犬にとっては居心地の悪い場所なのかもしれません。新しいベッドやブランケットには、独特なニオイがありますよね。そのニオイが気に入らないこともあります。新品独特なニオイより、大好きな飼い主さんのニオイの方が断然、心地よいでしょう。ふかふかな犬用のベッドを用意してあげても、暑がりな犬は気に入らないかもしれません。寒がりな犬なら、冷房の効いた部屋で過ごす場合、夏でも暖かくふかふかなベッドを好むかもしれません。
まとめ
飼い主さんのベッドを自由に使わせるのかどうか、賛否両論あると思います。抜け毛や汚されてしまうことを嫌がる方もいらっしゃるでしょう。お留守番の間にベッドやお布団を破壊されてしまうのではないか、と心配される方もいらっしゃるでしょう。飼い主さんのベッドと同じくらい、愛犬に気に入ってもらえる愛犬専用のベッドを用意してあげたいですね。