犬はお散歩が大好き
犬にとっては、ご飯に匹敵するくらい大好きなことがお散歩ですよね!お散歩に行こうと言った時の喜びようと言ったらとってもかわいいですよね。
ぴょんぴょん飛び跳ねたりしっぽブンブンで大興奮!玄関まで走って行ったりとっても嬉しそうにしますよね。なんで犬はそんなにお散歩が好きなのでしょうか。その理由はいくつかあります。犬にとって散歩とはどういう時間なのか、お散歩が好きな理由はなんなのか考えてみましょう。
1.社会性が豊かな生き物だから
昔から群れの中で生活してきた犬は、動物の中でも特に社会性が豊かな生き物です。そのため、リードを持ってもらって一緒に行動したり、散歩に行った先で他の人々や動物に出会うことを楽しく感じるのです。
また、飼い主さんと一緒に出掛けたり遊んだりすることで、信頼関係が深まることも犬にとって嬉しいことなので、犬は大好きな飼い主さんとお散歩に出かけるのが好きなんですよ。
2.ストレス発散になるから
最近はほとんどの犬が室内で飼われていると思います。人間に置き換えて考えてみても、ずっと家の中にいては気が滅入ったり退屈したりしてしまいますよね。犬も同じでずっと室内に閉じこもっているとストレスが溜まってきてしまいます。散歩に行くことによって、外の匂いを嗅いだり風景を見たり、知らない人や動物などに出会うことによって気分転換になり、ストレスが発散されます。なので犬はお散歩で外に行くことが大好きなんですよ。
また、こういった外の刺激を受けることによって、社会性を養ったり認知症を予防したりする効果があるので、あまりお散歩が好きではない子やシニアで足腰が悪くなってしまった子でも、抱っこやカートなどに乗せて外に行くことは犬にとって大切なことですよ。
3.運動ができるから
ほとんどの場合、犬は家の中では十分な運動ができないと思います。お散歩で外へ行くと広々とした道を走ることができますし、歩くことで筋肉をつけることができて、ストレスも発散することができます。
お散歩に行って筋肉をつけたり運動をすることで、体の老化を予防することができるので健康にもいい効果をもたらします。特に大型犬は毎日十分な時間散歩が必要になるので、愛犬にあったお散歩の仕方を考えてあげてくださいね。
犬が喜ぶ散歩の仕方
お散歩に行くことは、犬にとっていいことがたくさんあることが分かりましたね。それではどんなお散歩の仕方をすれば、もっと愛犬が喜んでくれるのでしょうか。
飼い主が主導で散歩する
飼い主が主導で散歩するとは、飼い主が決めたコースで飼い主の好きな時間にお散歩に行くということです。毎回同じコースや時間で行ってしまうと、犬がこの時間にはお散歩に行くのが当然だと思ってしまい、お散歩を要求してきたり勝手に歩いて行ってしまったりと、犬が主導のお散歩になってしまいます。そうなってしまうと同じ時間にお散歩に行けなかった場合や、コースを変更したい場合などに犬が言うことを聞かなかったり、余計なストレスを与えることになってしまいますよ。
季節や気温によって行く時間を変える
また、いくら大好きなお散歩で犬がはしゃいでいるからといって、好き勝手に歩き回らせるのは避けるようにしてください。もしものときに犬をコントロールすることができなかったり、事故の原因となるかもしれません。落ち着いてお散歩を楽しむためにもしつけを行うことは重要ですよ。
犬の様子を見ながら歩く
季節や気温によって、お散歩の時間を変えるのも大切なことです。夏はアスファルトが焼けるように熱くなってしまうので比較的涼しい朝方や夕方に出かけたり、冬は暖かい日中に出かけたりする配慮が大切になります。
飼い主も一緒に楽しむ
そして犬と一緒にお散歩に行くにあたって、一緒にお散歩を楽しむことは大切です。スマホを見ながら適当に歩き回るだけだったり、めんどくさいななんて思っていると犬にも伝わってしまいます。お散歩は飼い主さんと愛犬の絆を深める大切な時間です。愛犬の様子をしっかりと見ながら、草花を一緒に眺めたり風を感じたりと一緒に楽しむようにしてあげてくださいね。
散歩時間はどれくらい
お散歩時間の目安は犬種によって異なり、犬のコンディションによっても異なります。1日2回のお散歩と考えて、どれくらいの時間がいいのでしょうか。
- 大型犬:約1時間
- 中型犬:約30~40分
- 小型犬:約15~20分
大体の目安の時間を参考に、愛犬が疲れすぎたり物足りなくならないような時間でお散歩に行ってあげてください。
まとめ
犬にとってお散歩とは、心身の健康維持にとっても重要なことです。特に大好きな飼い主さんと外へお散歩に行くということは、犬にとってこのうえなく楽しく幸せなことなんですよ。そんな大切なお散歩の時間を、愛犬と一緒に楽しんであげてくださいね。