犬の散歩で飼い主がやりがちなダメ行動
犬の散歩は犬の運動不足を解消するだけではなく、飼い主との絆を深める時間でもあります。そのため、ついつい飼い主がやりがちな行動の中に、犬の散歩としては間違った行動が隠されていることがあります。また、散歩をする際に守らなければいけないマナーもありますので、今回はそれらの行動を今一度確認していきましょう。
1.犬からのアイコンタクトを無視する
意外と飼い主がやりがちなダメ行動に「愛犬からのアイコンタクトを無視してしまう」という行動が挙げられます。これは故意的にではなく、ほとんどの飼い主が気づかずにスルーしてしまっています。
皆さんは散歩中、愛犬がこちらに目線をちらちらと頻繁に送っていることにお気づきですか?愛犬は「楽しいね」「僕頑張って歩いてるよ!」などと飼い主に対してアイコンタクトを送ることが非常に多いです。
すべてのアイコンタクトに気づくことは難しいですが、すべてのアイコンタクトをスルーしてしまうのは信頼関係を構築する上で非常にもったいないです。
先ほどもお話しした通り、犬との散歩は絆を深める時間でもあります。そのため、なるべく多く愛犬にアイコンタクトを送り、視線が交わったら声をかけてあげたり、笑顔を見せてあげましょう。
2.スマホをいじりながらの散歩
最近は見かけることが少なくなりましたが、犬の散歩をしながらスマホをいじっている飼い主を見かけることがあります。上記で紹介したように愛犬との散歩は絆を深める時間でもありますので、スマホに夢中になってしまうとどうしても愛犬のアイコンタクトをスルーすることになります。
それ以上に、歩きスマホは危ないと近年様々なメディアで注意喚起がされています。その上、犬を散歩している最中は、愛犬の安全、さらに周囲の人への配慮を普段以上に気を付けなければいけません。
スマホをいじっていると様々な危険が考えられますので、犬の散歩をしている時はスマホを見ないように心がけましょう。「仕事の連絡が入った」など、どうしても使用しなければいけない時は、安全を確保した上で立ち止まり使用するようにしましょう。
3.自転車に乗って散歩をする
自転車に乗りながら犬を散歩させている飼い主を極稀に見かけますが、これは非常に危険です。飼い主にとっても危険ですが、散歩している犬にとっても非常に危険です。
飼い主は犬が急に方向転換をするなどし、突然転倒してしまう恐れがあります。犬の場合は、自転車の速度についていけず、体に大きな負担を強いてしまったり、最悪の場合、怪我をしてしまったり事故を起こしかねません。
また自転車のかごにそのまま犬を乗せて移動している人もいますが、動物である犬は突然思いがkない行動をすることがあります。急にかごから飛び降りようとしたり、暴れたりする恐れがありますのでやめましょう。
4.うんちやおしっこをそのまま放置
最近は飼い主のマナーも徐々に良くなってきている傾向にあるため見かけることは少なくなりましたが、やはりまだうんちやおしっこなどの排泄物をそのまま放置している飼い主が後を絶ちません。
犬が散歩中にうんちやおしっこをしてしまった際は、必ず持ち帰り自宅のトイレに流したり、おしっこの場合は水をかけてきれいにするのがマナーです。
また他人の家の玄関前でおしっこをさせている飼い主もいますが、これもマナー違反になりますので、普段から他人の家の玄関や壁におしっこをしないよう、他の場所をトイレ場所に指定するなど習慣づけるようにしましょう。
5.リードの長さが長いorリードをしないで散歩
リードをしないで散歩をしている飼い主は見かけなくなりましたが、リードの長さをとても長くし散歩している飼い主は見かけます。リードは愛犬の安全を守るため、さらに周囲の人への飛びつきなどを防ぐための物です。したがって、長すぎるとその役目を果たすことができません。
リードは極力短く、愛犬の首が閉まらない程度に持つのが基本です。一般的に推奨されているリードの持ち方は、片手に巻き付けるようにリードを持ち、もう片方の手で長さを調節するという方法です。
片手だけでリードを持つと犬に引っ張られてしまったり、いざ犬が飛び出そうとした際にコントロールできないなどの危険性が潜んでいます。このような状況を作り出さないためにもリードは正しい長さで使用するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。皆さんは愛犬との散歩中にダメ行動をしていないでしょうか。犬との散歩は大事なスキンシップ時間であること、さらに周囲の人々への配慮を忘れてはいけません。「ついしてしまっていた!」という方は今日から直し、正しい散歩方法で愛犬との絆を深められる散歩にしましょう。