犬が飼い主を軽蔑している時の行動や仕草
犬が飼い主のことを軽蔑しているとき、犬は飼い主に対してどのような行動や仕草をするのかを以下にご紹介します。
もしもどれか当てはまっていたら、愛犬が飼い主さんのことを軽蔑しているのかもしれません。
1.手を近づけると噛む・威嚇する
気に入らないことがあると噛む、威嚇することは飼い主のことを軽蔑している証拠です。
寝ている時に撫でようとしたとき、オモチャを片付けようとしたときに噛まれる。
飼い主さんのことをバカにしている、軽蔑しているからそのような行動を取るのです。
2.名前を呼んでも無視する
犬が飼い主のことを軽蔑している場合、飼い主が名前を呼んでも無視することがあります。
また、何かに夢中になっている時に呼んでもそれをやめないときなど、普段からこのような行動をしていたら飼い主のことをバカにして、軽蔑している可能性が高いのです。
3.散歩中に言うことを聞かずリードを引っ張る
犬との散歩中に、飼い主が決めたルートと違う方向へどんどん歩いて行ってしまっていたら、飼い主のことを軽蔑しているかもしれません。
犬が自分の好きなように歩いていたら要注意です。
4.いつまでも吠えて要求を通そうとする
犬が自分の要求を通そうとして吠えることがあります。
犬は以前自分が吠えたことで飼い主が要求を叶えてくれたことがあるのを覚えていて同じ行動をするのです。
犬は飼い主のことを軽蔑していて、自分の思い通りになると思っているのです。
5.マウンティングをする
犬は自分のほうが強いというアピールをするためにマウンティングすることがあります。
もし、愛犬がマウンティングしてきたら飼い主よりも自分のほうが強いのだ、自分がリーダーだと思っているのでしょう。
犬に軽蔑されないようにするために必要なこと
犬が飼い主を軽蔑しないようにするためにはどのようなことをすればいいのでしょうか。
犬との生活の中で注意すべき点をご紹介いたします。
子犬のときから基本的なしつけをする
犬のしつけは犬が家に来たときから始まっています。
子犬のときは何をやっても可愛いのでつい甘やかしてしまいがちですが、最初が肝心なのでしっかりしつけを行いましょう。
散歩のときは飼い主がリードする
犬を散歩させるときは飼い主がリーダーになって、犬をコントロールしなければなりません。
犬が好きな場所に行かないように、犬のペースで散歩するようにしないようにしましょう。
犬が好きな方向へ行こうとしたら立ち止まって動かず、犬が諦めたら飼い主が選んだ道を歩きます。これを繰り返すことで、犬が好き勝手しなくなっていきます。
叱るだけでなく上手に褒める
犬をしつけるときは叱るばかりではいけません。人間でも同じですよね、叱られてばかりでは相手の信用を得ることはできません。
犬のしつけをするときは褒めることが大変重要で、そのときは普段よりも高い声で大袈裟に褒めてあげます。
反対に叱るときは声を低くして怖い表情を作り、毅然とした態度で叱ることが大切です。
犬が可愛いからといって、叱るときも褒めるときのような声のトーンで叱っていたら犬は叱られているとは認識せず、飼い主さんの言うことを聞かなくなり、軽蔑していくようになってしまいます。
しつけは家族で統一する
いぬのしつけは家族内でしっかり統一するようにしましょう。
同じことをしても叱る家族と叱らない家族がいたら、犬は混乱しますししつけがうまいくいきません。
要求鳴きにすぐ応じない
おやつがほしい、散歩に行きたいと犬が要求して吠えても飼い主はすぐに要求を飲んでしまってはいけません。
何をするにも犬のペースで事が運ぶと感じがいさせないためには、要求鳴きをされても完全に無視してください。
諦めて鳴くのをやめたら相手をしてあげるようにしましょう。
まとめ
犬との生活の中で、しつけが重要というのは誰もが知っていることでしょう。
しかし、一緒に暮らしているうちにだんだん甘くなってしまうことや「まあいいか。」としつけ自体のルールが曖昧になってきてしまうと、犬が混乱してしまいます。
そして、だんだん飼い主のことを自分の思い通りにしようと勘違いしてきてしまうのです。そのためだんだん飼い主を軽蔑し、バカにするような行動や仕草を取るようになってきます。
そうならないためには家族でしっかり話し合って、しつけを見直すとともに愛犬との接し方を今一度見直すことも重要なのではないでしょうか。