犬と初めてお出かけするときの注意点①「基本的なしつけはできていますか?」
- おいで
- おすわり
- まて
- はなせ(放せ)
などの基本的なしつけができているでしょうか。自宅では完璧にできても、外へ出るとできないというワンちゃんも多いものです。愛犬を怪我や事故から守るため、また、周りの方々への迷惑になってしまわないためにも、基本的なしつけはどこへ行ってもできなければなりません。いつ、どんな場合にも飼い主さんからの指示に従えるよう、信頼関係を築いていきたいですね。
犬と初めてお出かけするときの注意点②「トイレトレーニングは済んでいますか?」
シートの上で排泄をすることができるようになったら完璧!というわけではありません。自宅以外の場所で排泄をすることができないワンちゃんもいます。場所や環境や時間が変わっても、シートの上で排泄をすることができるよう、経験をさせておくと良いです。環境の変化に敏感なワンちゃんは、おむつやマナーベルトを持って出かけると安心です。
犬と初めてお出かけするときの注意点③「車に乗り慣れていますか?」
お出かけのときだけではなく、病院へ行くときなど、車に乗せる機会は多いものです。しかし、車に乗り慣れていないワンちゃんは、エンジンの音や車の振動、揺れなどにストレスを感じ、体調を崩しやすいもの。初めてのお出かけまでに、車に慣れさせておきたいですね。
犬と初めてお出かけするときの注意点④「お出かけ前の食事に注意しましょう!」
車でお出かけするときは、車に乗る30分くらい前までに食事を済ませると良いです。特に車酔いをしやすいワンちゃんは、食事量を減らすなどの調整も必要です。どうしても車酔いしてしまうワンちゃんは、目的地に着き、体調が整ってから食事を与えると良いのではないでしょうか。病院で酔い止めを処方してもらうこともできます。
電車やバスや新幹線に乗ってお出かけする場合も、同じように対処します。車酔いをしないワンちゃんも、電車では酔って吐いてしまったというケースもあります。
犬と初めてお出かけするときの注意点⑤「安全な席を用意できましたか?」
車でお出かけするとき、愛犬を膝の上に乗せて、抱っこした状態では危険が多く伴います。クレートやケージに愛犬を入れ、座席に固定するなどし、確実に安全な席を用意してあげましょう。急ブレーキをかけたとき、愛犬が吹っ飛んでしまうことも。交通事故に遭い、吹っ飛んだ愛犬がフロントガラスを突き破って車外に飛び出してしまった、なんて恐ろしい話を聞いたこともあります。
犬と初めてお出かけするときの注意点⑥「車内の温度管理に注意しましょう!」
私たち人間と犬とでは、体感温度が違います。車でお出かけするとき、車内の暑さから熱中症になってしまうワンちゃんは決して少なくはありません。人間にはちょっと肌寒いかな、と思うくらいの温度が、犬には快適だとされています。クレートやケージの中は、人間が思うよりもずっと温度が上がりやすいので、エアコンの冷たい風が通りやすい場所に席を作ってあげると良いでしょう。
犬と初めてお出かけするときの注意点⑦「休憩しながら移動しましょう!」
長時間の移動になるときは、1時間から2時間おきくらいに休憩をとりながら移動しましょう。犬がOKの公園やドッグランのある場所を事前に調べておくと良いです。外の空気を吸いながらお散歩をさせるだけでも、犬はリラックスして気分を入れ替えることができます。休憩するときは、お水をたっぷり飲ませてあげることと、排泄を済ませておくことも忘れずに。
まとめ
愛犬との初めてのお出かけ、ワクワクする楽しい気持ちの中にも、どこか不安が残りますよね。事前にしっかり計画を立て、しっかり下調べをするなど、愛犬のための準備を万端にしておきたいですね。愛犬の安全のため、飼い主さんの快適のため、そして周りの迷惑になってしまわないために、基本的なしつけ(特に排泄)をしっかり行ってから初めてお出かけを楽しみましょう。