月の満ち欠けは犬に影響を与える?
様々な影響を与える月の満ち欠け
私たちにとってとても大切な存在ともいえる月は、満ち欠けによって様々なものに影響をあたえます。満ち欠けは簡単にいうと、太陽と月、地球の位置によって月の影響や形が変わることをいいます。満月や三日月、月が見えない新月といった月の状態を見て、そのときの満ち欠け具合が分かるといえるでしょう。
海の満潮や干潮は月の強い引力によって引き起こされてということは有名だったりしますよね。月の引力は満月や新月のときにもっとも強くなるといわれていて、自然に大きな影響を与えるだけでなく、人の体や精神面にも影響を与えるといわれています。例えば、月の引力が強くなる満月や新月の日の前後3日くらいに出産をする人が多い傾向にあるそうですよ。
月の満ち欠けは犬に影響を与える?
では、地球や人間に影響を与える月の満ち欠けは、犬にも影響を与えるのでしょうか?結論を先に言いますと、犬にも影響を与えることがあるみたいですよ。
どのような影響を与えるのか調べて見たところ、面白いことに人間と同じような影響を受けることがわかりました。人間も他の動物と一緒で地球にいる生き物なので、犬が同じ影響を受けるのも納得できるのではないでしょうか。
月の満ち欠けによる犬の行動
満月の日は活発になる?
犬も引力が強くなる満月の日に月の影響を受けやすいといわれています。例えば、満月の日になると愛犬がなぜかよく吠える、活発になってソワソワすることがある、といった経験をもつ飼い主は意外とたくさんいるそうです。
なんでも、犬や人間を含めた生き物は満月の日になると、月の力が脳神経に様々な影響をあたえるのだとか。犬にどのような影響をあたえるのかハッキリと分かっていませんが、人間の場合だと、一時的に右脳と左脳の機能が入れ替わってしまって、ふだん大人しい性格の人が感情的になりやすくなるという話があったりします。
満月の日は気持ちが高ぶりやすく犯罪が多くなってしまうという話は割と有名なので、聞いたことのある人はいるのではないでしょうか。人間ほどではありませんが、犬も人間と同じように満月の日に攻撃的な行動をする子がいるらしいです。愛犬がいつもと違う行動をしたときは、月を観察してみてください。もしかすると、満月かもしれませんよ。
満月と新月の前後は犬も出産しやすい?
人間は満月と新月の前後3日ほどに出産することが多い傾向にあるそうですが、何と!犬も同じように月の影響を最も受ける満月と新月の前後3日ほどに出産することが多いらしいですよ。
残念ながら満ち欠けに関する犬の出産についての論文や研究は見つからなかったのですが、満月と新月付近に出産が多い傾向にあるという話は、実際にブリーダーの方からちらほら聞くことができることと思います。
月の影響で体調が悪くなる犬がいる
雨の日などで体調を崩したりソワソワしたりする犬は、気圧の変化を感じていることが原因となっている場合があるそうです。そんな環境の変化に敏感な犬は、月の満ち欠けの影響を受けやすく影響を受けやすい日は体調が悪くなってしまうなんてことも。
もし愛犬が定期的に元気がなくなるというときは、元気がない日の月の状態を記録してみてください。愛犬が体調を崩すときは、毎回月が同じ状態のときかもしれませんよ。
満月の日は出血しやすくなる?
犬の行動の話ではありませんが月の影響を最も受けやすくなる満月の日は、出血しやすくなるといわれています。なぜかというと、月の引力で血管が通常よりも膨張したり、血の巡りが良くなったりしてしまうからだそうです。ですので、満月や満月付近の日は愛犬がケガをしないように気を付けてあげましょう。
まとめ
少しオカルト的な話に感じたかもしれませんが、月の満ち欠けは実際に生き物や地球に大きな影響を与えています。中にはまだ解明されていない月の力なんていうものもあり、まだまだ不思議でいっぱいです。愛犬がいつもと違った行動をしたときは月の満ち欠けと合わせて見てみると、面白いことが分かるかもしれませんね。