愛犬は嫌がってるかも!犬の飼い主のNG行為6つ
1.可愛がり過ぎている
愛犬が可愛くてつねに撫でたり抱っこして可愛がっている。そんな飼い主はたくさんいることでしょう。しかし、そんな愛情表現ともいえる行為が、ときに愛犬が嫌がる行為となることをご存知でしょうか。犬は甘えたで可愛がってもらえるのを好む子が多いですが、過剰に可愛がっていると「もう触らなくてもいいよ」そう愛犬に思われてしまうこともありますよ。
また、犬はときどき独りで静かに過ごしたくなったりします。そういう気持ちに気づかずに可愛がっていると「今はそっとしておいてほしいのに……」と愛犬がウンザリしてしまうことも。もちろん可愛がるのはとても良いことですし、愛犬が嬉しそうにしているのでしたら大丈夫だと思います。ただ、愛犬の気持ちを考えずに可愛がりすぎていると嫌がられることがあるので気をつけましょう。
2.大きな声で話しかける
犬は耳がとても良いので大きな音や声が苦手です。ですので、もしあなたが愛犬に対して大きな声で話しかけているのでしたら、ひそかに嫌がっているかもしれませんので要注意。また、犬は大きい声だけでなく低い声も苦手な場合が多いそうです。耳が良いから大きい声が苦手というだけでなく、大きな声や低い声は『怒っている』という印象も与えやすいので犬が苦手だと感じることが多いそうですよ。
愛犬を呼んでもなぜか無反応だったり少し怖がるように近づくことが多い時は、声のボリュームを下げながら、いつもより少し高い声で話してあげると反応が変わることもありますよ。とはいえ、大好きな飼い主の声は愛犬にとって好きな声といえるので、無理に声のトーンを変えなくても大丈夫な場合がほとんどだと思います。声のボリュームを下げて明るく話しかけたり優しく話しかけてあげるように心がけると、より愛犬にとって心地良い声となることでしょう。
3.強いにおいを好んで使う
お洒落な飼い主がついしてしまう愛犬が嫌がるNG行為。それは、においの強いものを好んで使うというものです。犬は嗅覚が優れているのでにおいにとても敏感です。人間が丁度良いにおいの強さだと思っていても「うわっ!なんだこのキツイにおいは。鼻がおかしくなる!」犬はそう感じていることが多いです。
普段の生活だとお香を焚いたり香水をつけたり。におい付きの柔軟剤をつかったり。様々なシーンでにおいを利用することが多いですよね。愛犬にとって嫌がるものとならないように使う量には気をつけましょう。
4.犬の主張を全く聞かない
服従させたり上下関係を築いたりするために、愛犬の主張を全く聞かないで厳しく接している。そんな飼い主もなかにはいることと思います。ある程度厳しく接することは大切ですが、たまには愛犬の主張を聞いてあげないと嫌がられてしまったり「どうせおねだりしても私のいうことは聞いてくれない」と無気力になったりするようになるので要注意ですよ。
つねに厳しくするよりも、厳しくしながらも甘やかす時は甘やかす。いわゆる『アメとムチ』というメリハリのある接し方の方がより信頼関係を築けますのでおススメです。加えて、愛犬の生活を充実したものにすることができるといえるでしょう。
5.寝ている時に起こす
愛犬の寝顔が愛しいからといって起こしてしまうほど触ってしまうと、愛犬に「気持ちよく寝ていたのに邪魔しないで」と嫌がられることがありますよ。人間と同じように犬だって気持ちよく寝ている時は邪魔をされたくないものです。ですので、愛犬が眠っている時はそっとしておいてあげましょう。
ただ、眠りの邪魔をしない程度に優しく撫でてあげるという行為は、犬をリラックスさせながら眠らせる効果があるそうです。愛犬が眠っている時に触りたい時は、起きないように静かに優しく撫でてあげるのもいいかもしれませんね。
6.散歩中にリードを引っ張ってばかりいる
リードを引っ張ってばかりいたり、ピン!とリードを張ったままの状態で散歩をしていると、愛犬に嫌がられてしまうことが多いので要注意。リードの張り具合に意識を向けながら散歩をしている人は意外と少ないかもしれませんが、犬にとっては割と重要なことといえます。
リードがピン!と張られている時は、愛犬の首や体がずっと引っ張られた状態になっています。ですので、なにかに引っかかったり力が少し加わっただけで体に負担がかかってしまい、引っ張られた部分を痛めてしまう危険性があります。いうことを聞かせようとしてリードを頻繁に引っ張っている人は愛犬が苦痛に感じたりヘルニアになる可能性があるので特に気をつけましょう。
また、つねにリードで引っ張られている感覚があると愛犬が窮屈に感じてしまいやすくなりますよ。例えば、せっかく解放感のある大きな公園に行っても愛犬がリラックスしにくくなることでしょう。ですので、リードを少しだけ緩ませながら散歩することをおススメします。リードを緩めながら散歩をすることで、愛犬は自由に歩いているような感覚になり散歩をもっと楽しめるようになると思いますよ。
まとめ
何気なくしている普段の飼い主の行為が、愛犬の嫌がる行為になってしまっていることって割と良くあるそうです。ちなみに、私は愛犬の寝顔に癒されるあまり、愛犬が呆れるまでお腹をモフモフしていました。ときどきなら嫌われることはないと思いますが、頻繁に嫌がるNG行為をしていると信頼関係が崩れる原因になってしまうのでみなさんも気をつけましょう。