甘えてくる姿が愛しすぎる!ツンデレと言われている犬種5選
1.柴犬
世界中で人気のある日本犬として有名な柴犬は飼い主に従順なことで知られていますが、実はツンデレな性格をしている子が多かったりします。柴犬は古くから狩猟犬として人間と一緒に狩りをしながら暮らしてきました。自分でそのときの状況を判断しながら狩りをしなければいけない狩猟犬は、自立心や自分の気持ちをしっかり持っていることが多い傾向にあるといえます。柴犬はそういった狩猟犬として活躍していた時の名残りなのか、自分の気持ちを前面に出したり頑固な一面を見せることがあるそうですよ。
自立心がしっかりとしていながらも飼い主に甘えたな柴犬。自分が甘えたくない時は「今はデレデレしたい気分じゃないんだ」とクールに振舞いますが、甘えたくなっている時は飼い主にベッタリくっついてくるそうです。まさにツンデレといえる犬種といえるのではないでしょうか。
2.チワワ
犬の中で最も小さな犬種として知られているチワワ。その可愛いルックスを見て、か弱そうで甘えたなイメージをもつ人は多いことでしょう。しかし、実際はマイペースながらも勇敢で警戒心の強い犬種として知られていて、小さな番犬といわれていたりします。小さい体ながらも自分や家族を守るために、自分より大きなものに立ち向かう勇敢な心を持っているチワワは、強いものに負けない自立心をしっかり持っているといえるでしょう。
そんな強気な性格が影響するのか、ときどき飼い主に対してもプイっと愛想なく接するといった、ツンデレな一面を見せることも。また、可愛い見た目をしているのでつい過保護に育ててしまい、ワガママな性格に育ててしまうなんてことも少なからずあるみたいですね。元々強気な性格をしているチワワがワガママになってしまうと……。とてもツンデレ要素が強くなるといえるのではないでしょうか。
3.シーズー
シーズーは中国語で『獅子』という意味だそうで、大昔から中国で守り神として貴族に大切に飼われていたそうですよ。貴族に可愛がられていたシーズーは、フレンドリーで穏やかな性格をしている一方でプライドが高いともいわれています。プライドが高いので接し方を間違えると素っ気無く振舞われるなんてこともあるみたいですね。
ツンデレを想像した時に『プライドが高いお嬢様』をイメージする人は多いかと思いますが、シーズーはまさに貴族のお嬢様、お坊ちゃまという言葉がシックリくるといえるのではないでしょうか。プライドが高くときにツンツンした姿を見せながらも、面倒見がよく愛情あふれる一面も見せてくれるという愛らしい犬種といえますね。
4.ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアのぬいぐるみのような外見を見て意外に思うかもしれませんが、元々はネズミ退治をする狩猟犬として活躍していました。テリア系の犬種は狩猟犬として活躍していた歴史を持っていることがほとんどで、基本的に自立心が強く自分の主張をしやすい子が多いみたいですね。
自分の気持ちをしっかり持っていながらも、飼い主に対しての服従心や愛の深さも強い傾向にあるヨークシャーテリアは、一緒に生活していると自己主張をして飼い主に突っかかることもありますが、甘える時は思いっきり甘えたになるようです。飼い主を信頼しているからこそ自分の気持ちを主張できるのかもしれませんね。
5.ポメラニアン
ライオンのたてがみを簡単にイメージできる独特の毛質をもつポメラニアン。今でこそ小型犬として知られていますが、昔は体重が10Kgほどある中型犬だったそうですよ。そんなポメラニアンは18世紀にイギリスへとやってきて王族や貴族に可愛がられていました。
ポメラニアンは遊びが大好きでフレンドリーな性格をしている子が多いみたいです。ただ、ポメラニアンの先祖として知られる狩猟犬・そり引き犬をしていたサモエドという犬種の気質を引き継いでいるようで、強気な性格を持っていたりもします。王族や貴族に飼われていた歴史の名残りも合わさり、繊細でプライドが少し高い傾向にあるといえるかもしれませんね。普段は甘えたでフレンドリーですが、高貴で強気な一面も見せるというツンデレらしい可愛さがあるといえるでしょう。
まとめ
正直なところ犬1匹1匹性格は違いますので犬種別に性格を分けるのは難しいといえるでしょう。しかし、基本的にツンデレになりやすい犬種は王族や貴族に飼われていた歴史を持っていたり、自我がハッキリとしていて自立心が強い傾向にあったりといった特徴を持つことが多いといえるかもしれません。
つねに甘えたな性格も可愛らしいですが、ツンと愛想がない時もあればとても甘えたになることもある。そんなツンデレな性格もまた小悪魔的な可愛さがあって魅力的に思えることでしょう。