どんな時に利用できるの?どんなお世話をしてもらえるの?
まだまだ日本では認知度が低く、ワンちゃんと暮らす方の中でも利用者は意外と少ないようです。愛犬を預けるときは、家族や友人や知人、ペットホテルやペットショップ、病院などにお願いしているという方がほとんどでしょう。ペットシッターって、どんな時に利用できて、どんなお世話をしてもらえるのか、ご紹介します。意外と気軽に利用できるんだ!と知ってもらえたら嬉しいです。
1.不在中に自宅でのお世話をお願いしたい時
- お仕事で3日ほど出張へ行かなければならない
- 1週間ほど家族で海外旅行へ行く
- 病気やケガの治療で1ヵ月ほど入院しなければならない
- 朝5時に家を出て、帰りは夜中3時頃になる、その間ずっとお留守番だ
けれど、ペットホテルや病院に預けるのは、環境の変化で体調を崩してしまうかもしれない。
そんな時は、ペットシッターさんに自宅でのお世話をお願いすることができます。泊まり込みでお世話をするというわけではありません。この時間にこのお世話をして欲しい、という飼い主さんの要望に合わせてお世話をしてもらうことができます。
2.飼い主さんがご高齢の場合
飼い主さんが高齢になり、お散歩に連れて行ってあげられない。そんな時もペットシッターを利用することができます。「朝と夕の2回、30分ずつお散歩に連れて行って欲しい」など、飼い主さんの希望通りにペットシッターの方がお散歩を代行します。
3.愛犬に介助や介護が必要になった時
飼い主さんでは、上手く介助や介護をしてあげることができないことがあります。大型犬の場合、寝たきりになると、寝返りをさせてあげるだけでも大変です。そんな時、プロの手を借りることができます。ペットシッターをされている方の中には、ペット介護や老犬介護のための資格を取得している方や、経験豊富な方もいらっしゃるようです。
4.しつけをする時間がない時
しつけの仕方がわからない時。上手くしつけられずに困った時。お仕事や家事や育児が忙しく、しっかりとしつけをしてあげることができないとき。そんな時もペットシッターの方がしつけの代行をします。子犬のしつけはもちろん、成犬になってからのしつけも可能です。
5.お散歩に連れて行くことができない時
今月はお仕事が忙しく、朝早く夜は遅い、お散歩に連れて行ってあげる時間がない。そんな時もペットシッターを利用し、お散歩を代行してもらうことができます。
足を骨折してしまい、お散歩に連れて行ってあげることができない。妊娠中で運動を控えなければならない。風邪で高熱が出てしまいつらい。そんな時の利用も可能です。
どんなお世話をしてもらえるの?
お散歩の代行
いつものお散歩コースをお散歩してもらうことができます。「夕方5時から30分お散歩して欲しい」など、飼い主さんの要望通りにお散歩を代行してもらうことができます。
食事の用意
いつもの食事を用意してもらうことができます。手作りの食事を与えている場合、「お皿に移して、レンジで温めてから与えてください」などの要望にも応えてもらうことができます。
ブラッシングやお手入れ
お散歩を代行してもらった後など、ブラッシングをして欲しい、手足の汚れを洗って欲しい(拭き取って欲しい)など、お手入れに関するお世話も可能です。
トイレのお掃除
トイレが汚れていると排泄を我慢しちゃうワンちゃんもいます。トイレが汚れていると他の場所で排泄してしまうワンちゃんもいます。そんなワンちゃんには、飼い主さんが外出している間、トイレの掃除とペットシーツの交換をして欲しい、というお世話も可能です。
一緒に遊ぶ
お留守番の間、ワンちゃんが寂しくないように、退屈してしまわないように、一緒に遊ぶというお世話もしてもらうことができます。お留守番中、おもちゃを用意してあげたいけど、ひとりで遊ばせるのは不安。そんな時に嬉しいですよね。
まとめ
飼い主さんに代わってワンちゃんのお世話をする、というのがペットシッターのお仕事です。基本的には、飼い主さんの要望通りにお世話をしてもらうことができます。
決まった時間にお薬を飲ませてあげなければならない。でも、その時間はお仕事で家にいない。そんな時、お薬を飲ませてあげる、というお世話も代行してもらうことができます。
ワンちゃんがいつも通りに生活できるようサポートして欲しい。そんな時に利用することができるのがペットシッターです。