犬が人間不信になってしまう原因6つ

犬が人間不信になってしまう原因6つ

犬は感情や気持ちがちゃんとあるので、接し方を間違えると人間不信になってしまうことがあります。主に犬が苦痛に感じることや信用できないことをしすぎていると、人間不信になってしまう可能性が高いと言えますよ。

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犬が人間不信になってしまう原因6つ

怖がっているダックス

1.叱ってばかりいる

しつけをシッカリしようとするあまりいつも愛犬を叱ってばかりいる。そんな人は少なからずいることでしょう。しかし、愛犬のためを思って厳しくしていることが、人間不信の原因になるかもしれませんので注意が必要です。

飼い主にいつも叱られてばかりいると、愛犬は恐怖を感じたり怯えるようになり「怒られるから近づきたくない」そう思ってしまいます。また、タイミングを間違って叱っている場合は、愛犬が叱られている意味が分からず混乱してしまう原因になることも。その結果、愛犬がなぜかいつも急に怒られると感じてしまい、飼い主に不信感を抱くようになってしまいます。

2.ビックリさせることをよくしている

犬の反応が面白いからといって、ビックリさせてばかりいるとその犬はストレスを感じ、酷いときは人間不信になってしまうことがあります。例えば、犬は耳がとても優れているので、小さな音でも聞き取ることができます。そんな音に敏感な犬の近くで、いきなり大きな音を出すとどうなるのでしょう。おそらく、犬はとても驚きストレスが溜まってしまうことでしょう。そういったビックリすることを犬に何度もしていると、少しずつ不信感を感じて人間不信になっていきます。

意図的に大きな音を出して愛犬をビックリさせる人はあまりいないと思いますが、悪気なく同じようなことをしている人は意外と多くいるので気を付けなければいけません。例えば、部屋のドアをいきなり開け閉めしたときは大きな音がしやすいですよね。愛犬からするといきなり大きな音がしてビックリしたと思うシチュエーションになってしまいます。普段の生活で愛犬をビックリさせてしまうものがないか調べてみてはいかがでしょうか。

3.犬が苦痛に感じることをしている

ソファーで横になる犬

犬が苦痛に感じるばかりしていると人間不信になってしまう可能性がありますよ。嫌なことばかりしてきたり、嫌なことばかりさせようとする人とは近寄りたくはないですよね?もし、一番信頼するべき飼い主が嫌なことばかりする人だったら、犬は「人間はみんな嫌なことばかりする」そう思ってしまうことでしょう。

主従関係を築こうと思って、愛犬に無理やりいうことを聞かせようとする人はいると思います。愛犬の気持ちを無視して無理やりいうことを聞かせようとしていると、逆に信用を失ったり愛犬が苦痛に感じやすくなってしまうので気をつけなければいけません。できるかぎり愛犬が苦痛に感じないようにしてあげましょう。

4.スキンシップを全然しない

愛犬とスキンシップをする時間が全然ない。仕事でとても疲れていて愛犬とあまり触れ合う気になれない。そういった人は愛犬との信頼関係が崩れたり、愛犬が不信感を抱いて人間不信になってしまうかもしれないので要注意です。

例えば、日頃愛犬とスキンシップをしなかったり一緒にいる時間が短いと、「私のこと嫌いなのかな?」と愛犬は感じるようになってしまいます。もし、不安に感じている愛犬が構ってもらおうと飼い主の側に来たのにもかかわらず、飼い主が愛犬とスキンシップをしなかったらどうなるでしょうか。ほとんどの人は、「愛犬は愛されていないと感じるだろうね」と思うことでしょう。そんなスキンシップがない不安な日が続いてしまうと愛犬は愛情を感じられず、人間不信になってしまう可能性があります。

愛されることが大好きな犬にとって、飼い主とのスキンシップはとても大切なものとなりますので、忙しくて疲れていても愛犬との時間をつくって、できるかぎり毎日スキンシップしてあげるようにしましょう。

5.虐待

犬が人間不信になる原因として多くの人が想像するのが、『叩く』という行為だと思います。残念ながら自分のイライラを愛犬にぶつけて虐待をしている人はいますよね。犬や動物に対する虐待のニュースを知って、心を痛める人はたくさんいることでしょう。犬は何度も叩かれたり恐怖を覚えることで人間を信用できなくなってしまいます。当然ですよね。

酷い虐待を受けた犬はトラウマを抱えたり、人間の姿を見るとつねに怯えるようになる場合がほとんどです。そこまで人間不信になってしまった犬が再び人間を信用できるようになるには、新しい環境で愛情を受けていたとしても何年もの膨大な時間がかかってしまうことでしょう。

6.信頼している人に捨てられる

人間不信になる原因として、虐待と同じようにすぐ思い浮かんでしまうのが『信頼している人に捨てられる』というもの。昔と比べると現在は動物に対する扱いが改善されたと思いますが、残念ながらそれでも家族を『捨てる』という行為はなくなりません。

信頼していた飼い主に捨てられるという経験をした犬の心は、私たち人間が想像しているものよりも、はるかに傷ついていると思います。虐待と同じようにトラウマになったり人間を信用できなくなる犬はとても多く、何年も根気強く心の傷を癒してあげないとその傷はなくならない場合がほとんどです。一匹でも多く辛い経験をする犬がいなくなる世の中になることを、願わずにはいられませんね。

まとめ

不安げな犬

犬は苦痛に感じることばかりされたり、辛い経験をすることで人間不信になってしまうことがあります。愛犬のことが大好きな人でも知らずに信用を失ってしまう行為をしていることがあるので、愛犬に辛い思いをさせていないか普段の生活を見返してみると良いかもしれませんね。

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