ドッグステップとは?
ドッグステップは、犬用の「階段」や「スロープ」のことを言います。
ドッグステップを使うことで防げること、ドッグステップを使うことのメリット、ドッグステップにはどんな種類があるのか、こんなワンちゃんにおすすめ!など、ご紹介したいと思います。
ドッグステップにはどんな種類があるの?
ドッグステップには「階段」と「スロープ」の2タイプがあります。
階段の場合、ホームセンターやペットショップでは3段になっているものが多く売られているようです。通販サイトで探してみると、2段のものもありますし、もっと段数の多いものもあります。
スロープは、滑り台のような、坂道のような、そんなイメージの形状をしています。
スロープの場合、角度がとても重要なのではないかと思います。
角度を調節することができるタイプを選ぶと、買ってから後悔することは少ないのではないでしょうか。ワンちゃんが上り下りしやすい角度に調整してあげることができます。
ドッグステップを使うことで防げること
ドッグステップを使うことで防げることの代表格は「ケガ」です。
例えば、ソファーやベッドなどの高い場所への上り下りのとき、転倒してしまったり、手足をひねってしまったり、思わぬケガをしてしまうことがあるかもしれません。
特に、脱臼や骨折をしやすいですよね。
高い場所から下りたときに転倒し、床に頭を強く打ち付けてしまった、というワンちゃんもいるようです。
ケガを防げることはもちろん、加齢や老化によって衰えてしまった足腰への負担も軽減してあげることができます。
ドッグステップを使うことのメリット
例えば、車への乗り降りのとき、大型犬を抱っこして乗り降りさせることが難しい場合もあると思います。しかし、段差に躓いてケガをさせてしまってはいけません。
そんなときにもドッグステップを役立てることができます。
車への乗り降りに使用したり、ドッグステップを屋外で使用したり、持ち運びたい場合には、折り畳み式のドッグステップがおすすめです。
折りたためることで、車の中の小さなスペースにも置くことができます。
座席の下の足元に置くことができる大きさのものもあります。
こんなワンちゃんにおすすめ!
超小型犬から小型犬のワンちゃん
うちには超小型犬のポメラニアンがいます。
自力では上り下りができないくせに、どうしてもベッドやソファーに乗りたがるんです。
「下りられなくなっちゃったよ~」と鳴いていることもしばしば。
そこで用意してあげたのがドッグステップ(スロープ)です。
はじめは階段を用意してあげたのですが、段差に躓いてしまったんです。
適切な角度を見極めてあげることに時間がかかりましたが、スロープの方が階段よりも躓きにくく、うちの子には合っているようです。
胴長で短足の犬種
特に、胴長で短足の犬種は、足腰への負担がかかりやすいですよね。
ヘルニアやケガの原因にもなりやすいものです。
だからと言って、抱っこしてあげてばかりいると、足腰の筋肉が低下してしまったり、足腰の健康を害してしまったりすることもあるようなのです。
老犬
足腰や筋力が衰えてしまった老犬にも、ドッグステップを用意してあげると、カラダへの負担を軽減してあげることができます。
老犬になると、ほんのちょっとした段差にも躓きやすくなってしまいますよね。
ですので、ドッグステップ(階段・スロープ)も全ての老犬が安全に使用することができるというわけではありませんが、適切なものを選んであげることで、快適に過ごすことができるかもしれません。
まとめ
愛犬が安全に快適に暮らすことができるアイテムとして、ぜひ用意してあげたいドッグステップ。適切なものを選ぶことが重要ですが、ケガの防止など、役立つことがあります。
私は最近、7歳を過ぎてシニア世代に突入した愛犬のために、スロープタイプのドッグステップを手作りしました。
これまで使っていたものは、角度が合わなくなってしまったと感じて、適切な角度のものを用意してあげたかったからです。
DIYが得意な飼い主さんなら、オリジナルのドッグステップを手作りしてみるのも良いのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
女性 こじろう
車の乗り降りに今は踏み台を使っていますが、転倒の恐れがあるのでスロープを買うことを検討中です。
TOPOOMYの木製スライド式スロープが重宝しそうなので、少々値は張りますが購入予定です。
怪我をすると寝たきりになりかねないので、気をつけてあげなくてはいけないですね。