ひとり遊びできるおもちゃを与える
お留守番の退屈しのぎといえば、やっぱりおもちゃ。
お出かけ前に、ひとりでも遊ぶことのできるおもちゃを与えてあげれば、わんこも寂しさを忘れて喜んで遊んでくれます。
とはいえ、ただのおもちゃをひとりで長時間遊ぶことは難しいので、中におやつを詰めるタイプのおもちゃがオススメです。
ペースト状のおやつを詰めて舐めさせるものから、粒状のおやつを詰めて転がして出させるものなどタイプも様々ですが、複雑なものほど時間がかかりますし、「どうやればおやつが出るのだろう?」と考えさせる知育にもなりますよ。
また、専用のおもちゃやおやつを買わなくても、ペットボトルの空き容器にフードやボーロを詰めてあげるだけでも、ちょっとした知育おもちゃになります。
ラジオや音楽を流しっぱなしにする
家族が家にいるときの賑やかな雰囲気と、お留守番中の静まりかえった空気があまりに違いすぎると、わんこは孤独を感じて不安になってしまうことがあります。
また、わんこも音楽を聴くことでリラックス効果を得られるという研究結果も報告されています。
ラジオや手持ちの音楽を流しっぱなしにしてもいいですし、わんこ用のヒーリングミュージックCDも発売されていますから、気になる人は試してみてもいいかもしれません。
自動給餌機を利用する
おやつを詰めたおもちゃと共通しますが、ごはんやおやつを夢中になって食べている間は、わんこも退屈や不安を忘れることができます。
お留守番が長時間になる場合には、自動給餌機を使ってみるのもいいですよ。
お出かけから帰宅したら、愛犬が吐き戻していたなんて経験はありませんか?
わんこは、ごはんとごはんの間隔が長時間空いてしまうと、空腹から胃液を吐いてしまいやすくなります。
タイマー設定ができる自動給餌機を利用して、お留守番中にも少しだけごはんをあげるだけでも、退屈しのぎと吐き戻し防止になりますよ。
相互通信型のウェブカメラを設置する
お留守番中にわんこが何をして過ごしているのか気になる、不慮の事故が起きていないか見守りたい、そう考える飼い主さんは多いはずです。
そんな声に応えて、昨今では、様々なタイプのウェブカメラが登場しています。
一方的に部屋の中の様子を見るだけのタイプのものもありますが、中には、カメラとマイクを通して、お留守番中の愛犬に話しかけることができたり、ビデオ通話ができたりするタイプのものもあります。
お留守番中でも、時々、大好きな飼い主さんの声や姿を確認することができれば、わんこも安心できますし、不思議な感覚に興味津々となり、退屈もしのげるはずです。
おでかけ前にたくさん遊んで疲れさせる
お留守番中の退屈しのぎというと、どうしてもお留守番中に何をさせておくかを考えてしまいますが、実は一番大切なのは、おでかけ前の行動です。
おでかけ前には、わんことたくさん遊んで、たくさん散歩して、ぐったり疲れさせてしまいましょう。
そうすれば、わんこはぐっすり寝てしまうはずです。
ただでさえ、わんこは1日のほとんどを眠って過ごしますが、疲れていればなおのこと。
睡眠に勝る退屈しのぎはありません。
といっても、「朝は忙しくてなかなかそんなに遊んであげられない」という人も多いですよね。
そんな場合は、たとえ10分でも15分でも構いません。
愛犬のために少しだけ早く起きて、少しだけ遊ぶ時間をとってあげてください。それだけでも、わんこの満足度は変わるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大切な愛犬をお留守番させてしまうことに、罪深さを感じている飼い主さんは多いですよね。
今回ご紹介した方法などを参考に、愛犬が少しでもお留守番を快適に過ごせるように工夫してみてください。
そして、帰宅してお出迎えを受けた後は、めいっぱい可愛がって遊んであげてくださいね。