好奇心旺盛な犬の特徴①「ジッとしていられない」
病院の待合室でジッと待つことができず、周りの迷惑になってしまわないようにと車の中で待機している、というワンちゃんいますよね。お家の中でも常に飼い主さんの後をついて回ったり、車に乗って移動している間もソワソワ動き回ってしまったり。好奇心旺盛なワンちゃんの中には、ジッとしていることが苦手な子が多いようです。ちょっとした物音にも興味を持ってしまうので、もしかすると、お留守番中もジッと飼い主の帰りを待つのではなく、常に動き回っているかも?
好奇心旺盛な犬の特徴②「動くものが大好き」
好奇心旺盛なワンちゃんは動くものが大好きです。たとえば、風が強い日、お散歩をしていると落ち葉が飛んできたり舞ったりしますよね。それを思わず追いかけてしまったり。鳥や猫を追いかけようとしたり、側を通る車やバイクや自転車を追いかけようとしたり。動くものなら何でも追いかけてみたくなってしまうようです。
動くものを追いかけてお家から脱走して迷子になってしまったり、お散歩中に急にリードを強く引いたことで飼い主さんが手放してしまったり。危険なこともあるので普段から十分に注意したいですね。
好奇心旺盛な犬の特徴③「ゴミ箱を漁ってしまう」
何が入っているんだろう?と、つい興味を持ってしまうのがゴミ箱です。好奇心旺盛なワンちゃんがゴミ箱を漁り、部屋中に散らかしてしまうことがあります。もし、そのゴミ箱の中に食べ物や食べ物が入っていた袋などがあれば、食べてしまうこともあります。興味のあるものを口の中に入れて確かめたくなってしまうのは犬の本能だとされていますが、誤飲の可能性がとても高いですよね。食べ物であれば、中毒や肥満の原因にもなってしまいます。好奇心からゴミ箱を漁ってしまう場合には、蓋付きのゴミ箱に変えるなどの工夫をする必要があるでしょう。
好奇心旺盛な犬の特徴④「脱走癖がある、外に出たがる」
好奇心旺盛なワンちゃんは外に出ることが大好きです。外の世界には興味を惹かれるものや刺激のあるものがたくさんあるからです。「隙あり!」と脱走癖のあるワンちゃんが多いのも特徴のひとつです。扉を開けたまま玄関掃除をしてしまったり、窓を開けたまま洗濯物を干してしまったり、ちょっとした飼い主さんの隙を狙って、外に出るタイミングをうかがっているようです。脱走癖のあるワンちゃんがいる場合、窓やドアをきっちりと閉める習慣を持つことが大切です。ちょっとでも隙間があればマズルや手を上手く使って開けてしまいます。
好奇心旺盛な犬の特徴⑤「しつけやすい」
メリットにもなる特徴のひとつに、しつけやすいという点があります。好奇心旺盛な分、興味を持ってくれますし、のみ込みが早いのです。好奇心旺盛なワンちゃんはカラダを動かすことも大好きなので、思いっきりカラダを動かしつつ、遊びを交えたしつけを行うと良いと思います。また、チェレンジ精神にも優れているので、ドッグショーなどにも用いられるようなちょっと難しいしつけにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
好奇心旺盛な犬の特徴⑥「ストレスを溜め込みやすい」
好奇心旺盛なワンちゃんはストレスを溜め込みやすいです。有り余るほどの好奇心を毎日十分に満たすことができずにいるからです。とくに重要なのが運動です。カラダを動かすことが大好きですし、遊びたいという欲も強いです。カラダを動かしたい気持ちと体力、遊びたい気持ちを十分に満たすことができず、ストレスを溜め込んでしまうというデリケートな部分もあるのです。こういったことから脱走癖に繋がってしまうこともあるのではないでしょうか。
まとめ
好奇心旺盛なワンちゃんを満たしてあげることはとても大変なことですよね。新しいことに一緒に挑戦したり、新しい刺激を与えてあげたり、私も愛犬たちの好奇心を満たすにはどうしたら良いか、退屈させないためにはどしたら良いかと日々考えています。