犬を飼ったことがない人の犬に対するイメージとは?
犬を飼ったことがない人でも「こんな犬を飼ってみたい」「犬との生活は楽しいだろうな」などと想像することはあると思います。特に犬が嫌いということでなければ犬との生活にはプラスのイメージが持たれがちですが、実際に犬を飼おうかと考えたときには「本当に飼えるかな?」「結構大変かも…」などと思い始めることもあるでしょう。
では、犬を飼ったことがない人が犬好きにも関わらず“飼いにくい”と感じる犬とはどのような特徴があるのでしょうか?犬に対するイメージはそれぞれですが、特に多くの人が“飼いにくい”と感じる2大特徴について考えてみたいと思います。
飼いにくいと感じる犬の特徴①吠える、噛む
犬を好きな人、興味のある人でも思わず“飼いにくい”と感じてしまう犬の特徴としてはやはりよく吠える、また噛むなどの攻撃性を見せる犬だと思います。犬と一緒に暮らすからには犬をなでてかわいがり、散歩で他の犬と遊ばせたりするなど楽しいドッグライフを思い描くことでしょう。しかし、人や犬に向かってけたたましく吠えたり、攻撃性を見せるようではそうした楽しみは半減、もしくは叶わないこともあると思います。そのため、吠え続ける犬や噛むなど攻撃行動を見せる犬は“飼いにくい”と感じられてしまいがちなのです。
飼いにくいと感じる犬の特徴②体が汚い・臭い
犬はとてもかわいい動物ですが、やはり獣であることには変わりないので独特の体臭がします。食事内容やケア方法によって犬のにおいを抑えることはできますが、完全にそのにおいを消すことはできないと思います。毎日散歩で外に出ていても、人間とは違い毎日お風呂に入るわけではありません。外ではどうしても体が汚れてしまいますしそれを家の中に持ち込むことにもなるでしょう。また、犬は季節によって毛が生え変わるため一部の犬種を除き日常的に抜け毛が出ます。室内で飼っていると頻繁に掃除をしなければなりませんし、服に抜け毛がついてしまうことも。
このように犬は愛すべき生き物ですが汚れやにおいの問題がつきまといます。特に汚れやにおいの目立つ犬を見る機会が多い人は「自分の家に犬は入れたくない」と思っても無理はないでしょう。すべての犬の地位向上のために、犬を飼っている人たちはぜひ自分たちの愛犬をできるだけ清潔に保ちいつもかわいくしてあげましょうね。
<まとめ>飼いにくいと感じる犬の特徴について
犬を飼ったことがない人が“飼いにくい”と感じる特徴として、吠える・噛むなどの攻撃性と汚い・臭いなどの不衛生さが特に目立ちます。確かにこれらの特徴については犬が好きな人、すでに犬を飼っている人であっても不快に感じたり“飼いにくい”と感じてしまうような特徴だと思います。
また、犬を飼うことを躊躇したり迷いを感じる人は、攻撃性や不衛生さ以外にも世話の大変さやお金がかかることなど犬の気質以外の部分に懸念も感じることも。犬を飼うことはとてもとても素敵なことで多くのものを得ることができるでしょう。しかしながら犬を飼うということはひとつの命を10~20年に渡って育て、守り続けるということでもあります。それはきっととても大変なことで覚悟がいることだと思います。ですから、万人に犬を飼って欲しいとは言いません。犬を飼う選択をする人も飼わない選択をする人も、犬に対する偏ったイメージや情報だけにまどわされないで犬との適正な関わり、飼育ができる世の中であって欲しいと切に願います。