犬のしつけが上手くいかなくて挫折しそう…そんなときに思い出したいこと6つ
1.冷静さを忘れないように
愛犬のしつけを何度も繰り返し失敗していると、つい冷静さを忘れて叩いてしまったり、怒ってしまったりしてしまう飼い主はいることでしょう。
飼い主が冷静さを失っている姿を見ることで、愛犬にもその気持ちが伝わってしまいます。
いつもと違う飼い主の姿を見て、愛犬が怯えたり不安な気持ちになったりしてしまうことがあり、結果として余計にしつけが上手くいかないようになってしまうかもしれません。
ですので、飼い主はしつけが上手くいかなくても、常に冷静な気持ちを忘れないようにしましょう。飼い主が余裕のある態度を見せることで、愛犬も安心してしつけに集中できるといえますよ。
2.犬に悪気はない
しつけがなかなか上手くいかなくて挫折しそうになったときに、愛犬を必要以上に責めていませんか?
例えば、愛犬がトイレではなく布団で何度もオシッコをしてしまったとき、「もしかして、わざとしているの?」そう思って、愛犬に怒鳴ってしまう飼い主はいることでしょう。
たしかに、トイレのしつけが上手くいかずに毎回違う場所でトイレをしてしまうのはよくありません。しかし、張本人である愛犬はキチンとトイレの場所を理解していなくて、悪気なくオシッコをしてしまっていることがほとんどです。
叱ることは大切ですが、わざとしているわけではないので、必要以上に責めないように気をつけましょうね。
また、同じ場所でトイレをしてしまう場合はニオイがその場に染みついていて、愛犬がトイレの場所だと思ってしまっている可能性があります。
ですので、ニオイを完全に消してあげると改善できるかもしれないですよ。
3.しつけで大切なのは根気
しつけで一番大切なのは根気だといわれています。
すぐにしつけが上手くいく犬もいますが、ほとんどの犬は根気強く繰り返ししつけを行うことで、しつけを成功させることができます。
しつけは失敗して当たり前!と心がけながら愛犬にしつけを行うようにすると、少しは余裕がもてることと思います。
4.始めの気持ちを思い出すために気分転換しよう
もし、しつけが全然上手くいかずに挫折しそうになってしまったら、一度気分転換してしつけを頑張ろうと思っていた最初の気持ちを取り戻しましょう。
飼い主がしつけを挫折しそうになっているときは、愛犬も同じように自分に自信がなくなって諦めモードになってしまっているかもしれません。
ですので、一旦しつけを忘れて愛犬とともにパー!っと思いきりスッキリした気持ちになれるように、解放感のある大きな公園などに出かけてみてはいかがでしょうか。
ネガティブな気持ちを取り除いてポジティブな気持ちになることで、今まで失敗ばかりしていたしつけがあっさりと成功した、という話もありますよ。
しつけを行う上で、前向きな気持ちは重要な要素ですので、挫折しそうになっている場合は試してみる価値があるといえそうですね。
5.愛情をもってしつけができているか再確認
しつけが上手くいかなくて気持ちに余裕がなくなっていると、愛情をもちながらしつけをするのが難しくなることがあります。
また、しつけを挫折しそうになっているときは、自分の気持ちを優先してしまい、愛犬へのフォローも忘れがちになってしまいます。
イライラしてしまって愛犬にきつく当たってしまい後で悔やんでしまう、という人はいると思いますので、しつけが上手くいってない場合は、愛情をもってしつけができているか再確認しましょう。
6.しつけができたときのことを考えよう
しつけが全然成功しなくて挫けそうなときは、ついネガティブなことばかり考えてしまいますよね。ネガティブなことばかり考えていると、不思議と上手くいくものでも失敗ばかりするようになってしまうので要注意。
ですので、上手くいっていないときこそ、しつけが成功したときのことを考えましょう。
しつけが成功したら愛犬との生活がどのように変わるのか。
具体的にイメージすると「諦めないで頑張ろう!」という気持ちが再び芽生えやすくなりますよ。
まとめ
愛犬のしつけが上手くいかず、ときには挫折してしまいそうになるときがあると思います。
犬のしつけは根気が大切といわれているように、しつけが成功するまでにはたくさんの時間がかかってしまうことでしょう。
根気強くなるためには、気持ちに余裕をもたせることが重要なので、しつけが上手くいっていなくても焦らずに、愛犬を見守るよう常に心掛けるといいかもしれないですね。