子犬が鳴きやまない理由
相手に要求している
子犬が甘い声を出しながら、ずっと鳴き続けているときは、あなたに何かを要求しているのかもしれません。
子犬でもっとも多い要求は、「遊ぼうよ」「構って」といったものが多いそうです。
いわゆる『構ってちゃんモード』になって、ずっと鳴いているということですね。
人間の子供も甘えたり構ってほしかったりして、ついついお母さんやお父さんにぐずってしまうことがありますよね。
子犬が要求しながら鳴きやまないときは、そういった心境になっているのでしょう。
何かを伝えようとしている
子犬は飼い主に何かを伝えるために、ずっと鳴くことだってありますよ。
例えば、「お腹がすいたよ」「おしっこしたいんだけど、ペットシーツがすでにおしっこを吸収しているから、新しいのに変えてほしい」といった、子犬自身のことや身近で何か改善してほしいことがあるときに、鳴いて伝えようとすることがあるようですね。
元気が有り余っている
子犬はいろいろなことに興味をもちやすいのに加えて、力加減がまだキチンと分かっていないので、常に全力でいろいろなことに挑戦します。
そんな子犬は元気が有り余ったままの状態になっていると、イタズラをしたり鳴き続けてしまったりする原因となることも。
特に夜鳴きをする子犬は、体力や元気が有り余っていることが多いです。
「まだ眠たくないから、一緒に遊ぼう」と、鳴いているのかもしれませんね。
寂しいと感じて鳴いている
子犬が寂しく感じていたり不安に思っていたりすると、ずっと鳴くことがあります。
子犬は人間の子供と同じように精神的にまだ幼いので、ちょっとしたことで不安を感じたり寂しさを感じたりしてしまうことでしょう。
例えば、飼い主がいなくなったときに心細く感じることがあります。
子犬が周りの雰囲気を読み取ることで、不安を感じてしまうなんてことも。
少し子犬と離れようとしたときに、子犬がずっと鳴き続けているときは、寂しさや不安を感じているといえそうです。
子犬が鳴きやまないときのそれぞれの対処法
甘やかさないようにしよう
もし、「遊んで!」「構って!」と鳴き続けているようでしたら、基本的に無視をするようにしましょう。
クンクンと甘えた声で鳴いているからといって、ついつい何度も構ってしまうと子犬は鳴き続ければ構ってもらえる!と思うようになってしまいます。
また、子犬は何でも自分の要求に応えてくれると感じ、ワガママな性格になってしまうことも。
ですので、ずっと鳴きながら要求していると感じたら、なるべく無視をしましょう。
子犬が鳴きやんだら思いっきり褒めてあげたり、オヤツなどのご褒美をあげたりすると良いですよ。
鳴いている原因を探してみよう
子犬がソワソワしながら鳴きやまないときは、何かを訴えているのかもしれません。
そういうときは、子犬の周りを見回してみて原因を探ってみましょう。
トイレのペットシーツを取り替えるのを忘れていたり、ご飯をあげるのを忘れてはいたりしていないですか?水がなくなっていて、子犬が水を求めているのかも。
おもちゃが家具の隙間に挟まって、取れなくなっていることだって考えられますよ。
子犬に関わるものをいろいろ探ってみると、鳴いている原因が見つかるかもしれませんね。
いっぱい遊んで満足させよう
子犬が夜鳴きをしていたり、尻尾を元気そうに振ったりしながらずっと鳴きやまないときは、体力や元気を持て余している可能性が高いです。
ですので、散歩に行ったり、子犬が満足するまで一緒に遊んであげたりしましょう。
散歩や遊んで疲れた子犬は、満足してぐっすり眠ることと思いますよ。
不安を感じさせないようにする
寂しさや不安が原因で子犬がずっと鳴いている場合は、その気持ちを和らげてあげないといけません。寂しさや不安を感じないように、気持ちが落ち着くまで子犬の側にいてあげましょう。
ただ、子犬が寂しがり屋だからといって四六時中べったりしていると、飼い主に依存しすぎてしまうため、気をつけなければいけません。
初めのうちは気持ちが落ち着くまで一緒にいてあげてもいいですが、少しずつ飼い主がいない時間をつくって、飼い主がいなくても不安を感じないようにしていきましょう。
また、子犬にお留守番をさせるときは、部屋を薄暗くしたり、ケージを布などで覆って暗くしてあげたりすると良いですよ。
犬は薄暗い所にいると、気持ちが落ち着きやすくなるといわれています。
まとめ
子犬は様々な理由で鳴きます。
鳴いている理由を理解して、キチンと解決してあげないといつまでも鳴きやまない、なんてことも。
基本的に人間の子供と似た理由で鳴くことが多いので、自分が子供だったときのことを思い出しながら、理由を探ってみると理解しやすいかもしれませんね。