名前を呼ぶと来る
いわゆる「呼び戻し」は、愛犬との暮らしを円滑にするために、ぜひマスターしておきたいしつけ項目の1つですが、飼い主さんと愛犬の信頼関係があってこそ。
おやつやおもちゃ、他の犬などに気を取られていたとしても、名前を呼ばれれば全て忘れて走ってきてくれるのは、愛犬にとって飼い主さんが他の何よりも魅力的だからです。
身体を舐めてくれる
愛犬がペロペロと身体を舐めてくることがありますよね。
身体の部位や状況にもよりますが、この行為は愛犬が飼い主さんに甘えていたり、頼るべきリーダーとして敬意を表していたりする意味があるといわれています。
お腹を見せてくれる
コロンと寝転がってお腹を上に向ける、いわゆる「ヘソ天」も、愛犬が飼い主さんに心を許している証拠です。犬にとって、お腹は急所に当たります。
その急所をさらけだすということは、「あなたには敵いません」という服従の意思表示であったり、「あなたの前では安心して、こんなことができちゃいます」という甘えの表現であったりします。無防備にヘソ天されると、思わずお腹をなで回してあげたくなってしまいますね。
お尻をくっつけてくる
愛犬がお尻をくっつけて寄り添ってきたり、こちらにお尻を向けて座ったりすること、ありませんか?一見、そっけない態度のように見えるこの行為も、実は愛犬が飼い主さんに示している信頼の証です。
お腹を見せてくるのと似ていますが、お尻、すなわち「背中」は犬にとっては死角に当たる無防備な部分です。
人間同士でも「背中を預けられる仲」などと言いますが、犬にとってもまさにその通りなのです。
あくびがうつる
愛犬と同じ空間にいるときにあくびが出たら、ぜひ、愛犬のようすをチェックしてみてください。愛犬が釣られてあくびをしていたら、それはあなたと愛犬がラブラブな証です。
当たり前のように思っている「あくびがうつる」という現象ですが、これは相手への共感があってこそ起こるもの。
つまり、あなたのあくびが愛犬にうつるということは、愛犬があなたの心に寄り添ってくれているということなのです。
頭をなでると耳を伏せる
これは立ち耳の犬に限ってのことになりますが、犬が耳を伏せて頭が平らになる状態、いわゆる「ヒコーキ耳」を見せてくれるのも、愛犬があなたを信頼してくれている証です。
犬が嬉しいときに耳を伏せるのは、頭を丸く見せることで自分の幼さを強調し、「わたしは小さくて弱い存在なので、あなたに守ってほしいんです」と甘えているのです。
お出迎えのときや頭をなでてあげたとき、愛犬が耳をパタッと伏せて喜んでくれたら、あなたもめいっぱい喜んで良いですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あなたはいくつ該当しましたか?
ここに挙げたのはあくまで一例ですので、もし該当する項目が少なくてもガッカリしないでくださいね。
人間同士の場合と同様に、信頼関係を築くのは一朝一夕にはいかないものです。
日々の暮らしの中で愛犬との絆を少しずつ深め、ラブラブ度をアップさせていきましょう!