犬はひとり遊びも好き
飼い主さんと一緒に遊ぶことはもちろん大好きなのですが、犬はひとり遊びをすることも好きなんです。飼い主さんが家事で忙しく構ってもらえないとき、飼い主さんが仕事へ出かけてお留守番中の退屈なときなど、犬は上手にひとり遊びをして過ごすことができます。犬はひとり遊びをするとき、どんなことをして過ごしているのでしょうか。
犬はどんなことをしてひとり遊びをしているの?
物をかじって遊ぶ
犬は噛むことが大好きです。ひとり遊びをするときも自分のおもちゃなど物をかじって遊んでいます。犬が噛むことが好きな理由は、野生だった頃に狩りで得た獲物の骨をかじっていたからです。その本能や習性が今も残っており、物をかじって遊ぶことが好きなんです。物をかじって遊ぶことが好きな犬には、思いっきりかじって遊ぶことができるおもちゃを与えてあげましょう。長時間かじっていられるガムは退屈しのぎやストレス発散にも良いと思います。
走り回って遊ぶ
犬は走ることが大好きです。ひとり遊びをするときも楽しそうに走り回ります。庭に出て走り回ったり、ドッグランで走り回ったりすることはもちろんなのですが、お留守番中に部屋の中を走り回って遊ぶ犬もいます。飼い主さんに叱られてしまわない程度に、物を落として壊してしまわない程度に、そっと走り回ってひとり遊びを楽しんでいるのです。
動くものを追いかけて遊ぶ
犬には動くものを追いかけるという習性があります。何か動くものがあれば、それを追いかけることも遊びにして楽しむことができます。部屋の中で虫が飛んでいたり、カーテンが風で揺れるたびに影が揺れ動いたり、その虫や影を追いかけてひとり楽しんでいるんです。
ゴロゴロ転がって遊ぶ
絨毯の上でゴロゴロ転がったり、フローリングの上でゴロゴロ転がったり、外では芝生の上や土の上でゴロゴロ転がることがありますよね。お気に入りのニオイをカラダに擦りつけるための行為でもあるのですが、犬にとってはひとり遊びを楽しんでいる瞬間でもあります。フローリングのひんやりと冷たい感触を楽しんだり、芝生のチクチクとした感触を楽しんだり、ゴロゴロ転がることは犬にとって楽しい遊びなんです。
穴掘りをして遊ぶ
犬は穴掘りをすることも大好きです。ひとり遊びをするときは、夢中になって穴を掘り続けることもあります。うちの愛犬の男の子も放っておけば庭が穴だらけになるほど穴掘りを延々として楽しんでいることがあります。地面や土ではない場所でも、犬は穴掘りをして遊ぶことがあります。ソファーやベッドの上で穴掘りをしたり、クッションを掘ったり、絨毯を掘ったり、自分のベッドを掘ったりなど。何でも穴掘りして遊んでしまうときは、穴掘り用のクッションなど用意してあげていると良さそうですね。
ボールを追いかけて遊ぶ
自分でボールを転がし、転がったボールを追いかけるという遊びも好きですよね。お留守番中もボールがあればひとり遊びも楽しみやすいのではないでしょうか。ボールを使ってひとり遊びができる犬は、本当にひとり遊びが上手で楽しんでいるんだなぁと感心します。でも、本当は飼い主さんに投げてもらったボールを追いかけて遊ぶことの方が大好きなんですよね。
まとめ
ひとり遊びが上手な犬は、飼い主さんに構ってもらえないときも、飼い主さんが外出してお留守番しなければならないときも、楽しく遊びながら過ごすことができます。退屈してしまうことも少なくなりますし、飼い主さんがいない不安や恐怖も軽減されるのではないでしょうか。