嬉しすぎて興奮している時の仕草1:ダッシュする
嬉しすぎると、突然走り出してダッシュをすることによって喜びを全身で表現することがあります。
ダダダダーっと同じところを走ったり、いつまでも興奮が収まらない場合は、転んだりぶつかったりすることによって犬がケガをする恐れがありますので、飼い主さんの指示によって、興奮を収められるようにしておきたいですね。
例えば、「オスワリ」や「マテ」などの指示を日ごろから練習しておき、愛犬が興奮したときに指示を出して従ってくれるようにクセを付けておくことが有効と言われています。
嬉しすぎて興奮している時の仕草2:おしっこを漏らす
「うれション」と呼ばれる、嬉しくて無意識におしっこを漏らしてしまうワンちゃんもいます。
例えば、飼い主さんが帰って来て熱烈にお出迎えしてくれる時や、大好きな人やワンちゃんに久々に会った時、スキンシップをしていて喜んでいる時などに見られるようです。
おしっこを漏らした愛犬にビックリして「きゃー!」「早く拭かなくちゃ」などと大きな声や大きな動作で反応してしまうと、ワンちゃんの興奮を増幅させてしまいます。愛犬がうれションをしても反応せず、静かに素早く片付けることが大切ですね。
嬉しすぎて興奮している時の仕草3:吠える、鳴く
警戒している時や、要求している時に吠えるイメージですが、喜んでいる時にも「ワンワン」と吠えることあります。他にも「クーンクーン」と震えながら鳴く子もいます。
普段からおしゃべりなワンちゃんは、嬉しいときにも声を出す傾向があるのかもしれませんね。興奮して吠えすぎる場合は、オスワリやフセなどのコマンド(指示)を上手く利用して、落ち着かせることができるようにしたいですね。
嬉しすぎて興奮している時の仕草4:ジャンプする
嬉しくてジャンプしたり、人や動物に飛びついたりすることがあります。
愛犬家にとってはとても可愛い仕草ですが、人に飛びつく癖がついていると、犬が苦手な人や小さいお子様に飛びついて怖い思いをさせたりケガを負わせてしまう恐れがあります。癖になってしまわないように飼い主さんが日頃からしつけてあげてくださいね。
嬉しすぎて興奮している時の仕草5:マウンティングをする
人や動物、ぬいぐるみなどにつかまって腰を振るマウンティングは「僕(私)の方が偉いんだぞ」と優位性を示す以外にも、喜んでいて興奮している時にもすることがあります。
愛犬が嬉しくてマウンティングをしているのを目撃したら、騒がずに無視したり、静かに止めさせることが有効です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?犬が嬉しすぎて興奮している時の仕草として、
- ダッシュする
- おしっこを漏らす
- 吠える、鳴く
- ジャンプする
- マウンティングをする
の5つを挙げてきました。喜びを全身で表現してくれるワンちゃんはとても可愛いですよね。しかし、嬉しすぎると興奮が激しくなり、激しい興奮は問題行動にもつながる恐れがあります。是非、飼い主さんが愛犬の興奮をコントロールできるようになりましょう!