犬への無関心がもたらす6つの問題点
1.犬が愛情を感じなくなる
犬は賢いので飼い主が他のものに夢中になって無関心ぎみになっていると、その気持ちが伝わってしまうことがあります。ですので、忙しくて愛犬と一緒にいる時間が短くなる日が続いたり、愛犬に対して無関心になってしまっていると愛犬は愛情を感じられないと思うことでしょう。
犬は寂しがり屋で愛情を求める動物ですので、飼い主からの愛情が不足してしまうとストレスが溜まって病気になってしまうことがあります。なかには、ストレスが原因で自分を傷つけてしまう犬もいるようですよ。飼い主に愛されていないと感じることで、遠慮がちで内気な性格になってしまう可能性だってありますよ。
2.信頼関係が崩れる
犬にとって飼い主はグループのリーダーとなります。そんな飼い主が愛犬に対して無関心になっていると愛犬は不安を感じたり、なにかあっても守ってくれないと感じてしまうことでしょう。そうなると、結果的に飼い主と愛犬の信頼関係が崩れてしまうことになってしまいます。
信頼関係が崩れてしまうと飼い主のいうことを聞かなくなったり、警戒や怯えといった感情も芽生えやすくなってしまいます。また、愛犬が「自分の身は自分で守らないといけない!」と感じて、吠えたり噛んだりするようになることがあります。
3.犬に対しての扱い方が雑になる
人間は無関心なものに対してどうでもいいと感じることが多く、あまり細かく気をつかわなくなってしまいます。ですので、基本的に無関心なものに触れるときは自然と雑に扱ってしまいがちになってしまうといえます。
残念ながら犬が苦手だったり犬に興味ない人は少なからずいますよね。あなたの友達に犬が苦手だという人ももちろんいると思います。私の友人や親せきにも犬や動物が苦手な人がいるのですが、そういった人たちの言動を見ていると、犬を雑に扱っていたり犬に酷いことをいう場合が多いように感じます。
犬も自分への接し方をみて「この人は私のことが嫌いなんだな」と分かるので、自分のことが嫌いな人に対して攻撃的になってしまうなんてことも。また、犬が頻繁に雑に扱われていると警戒しやすい性格になる場合があります。また、自分を守ろうとして攻撃的な性格になることもあるので、なるべく犬に対して無関心だったり雑に扱う人とは関わらせない方が良いといえるでしょう。
4.犬にとって居心地の悪い環境をつくってしまう
飼い主が愛犬に無関心ぎみになってしまうと、愛犬に対して気づかいをしなくなってしまうことが多く、結果的に愛犬の生活スペースが居心地の悪い環境へと変わってしまうことに繋がります。
例えば、室内で飼っている愛犬への配慮がなくなることで、飼い主たち人間の過ごしやすい環境を優先的につくることになる可能性が高いといえます。そうなってしまうと、愛犬の寝床がリラックスできない場所になってしまったり、犬の足腰に負担をかけやすい室内のレイアウトになってしまう可能性があります。
5.犬が危険な目にあいやすくなる
愛犬への関心が薄れていると、飼い主は犬にとって危険なものを認識しにくくなってしまうことがあります。例えば、毒となるチョコやお酒などの食べ物がテーブルの上に置かれたままになってしまうことで、愛犬が食べて中毒になる可能性があるといえるでしょう。また、無関心になってしまうといい加減になってしまうことが多いので、愛犬が誤飲する危険性のある小さな危険物にも気がつきにくくなってしまいます。
6.邪険にあつかう
犬に関心がない人は犬を雑に扱ったり酷いことをいう以外にも、邪魔者あつかいする場合が多いです。犬に無関心な人は自分の気持ちを優先して犬を平気で傷つけることがあります。なかには、恋人が可愛がっている愛犬を邪険に思って叩いたりいじめたりする、という人も。無関心だったり好き嫌いがあるのは仕方のないことですが、傷つけるのは許される行為ではありませんよね。
まとめ
犬に対して無関心になると犬の気持ちを考えられなかったり、犬を心身ともに傷つけてしまう可能性が高くなってしまいます。また、犬も自分に対する気持ちを理解して、愛情不足を感じたりストレスを溜めてしまうことになるでしょう。無関心はさまざまな悪影響をおよぼすので気をつけなければいけませんね。