犬が遠慮するタイミング6つ
1.場の空気を読んでいるとき
犬と一緒に暮らしていると、場の空気を読んで遠慮していると感じることがあります。例えば、飼い主がどこかに出かけようと思い準備していると、愛犬がその姿を見て「今から出かけるんだな」と空気を察し、自分のベッドに向かうときがあったりします。
また、家族同士でケンカをしてしまったときは、ぎこちない空気になってしまいますよね?犬はそんな周りの雰囲気を感じとれるので、そういった気まずい空気もしっかり感じとっていたりします。嫌な雰囲気になっているときは愛犬が飼い主に構って欲しいと思っていても、遠慮して自分の居場所でジッと大人しくしている、なんてことも。
2.他の人と話したり犬と触れ合っているとき
飼い主が愛犬と散歩していると、他の飼い主や犬と出会って話をしたり犬と触れ合うことがあると思います。そういう時に、愛犬は相手と飼い主の邪魔をしないように静かに待っている。といった遠慮をしやすかったりします。
愛犬がヤキモチ妬きな性格の場合、他の犬を触ると「私以外の犬と仲良くしないで!」と吠えたり邪魔をすることが多いのですが、なかにはヤキモチを妬きながらも相手や飼い主のことを考えて遠慮をする犬もいるようですよ。
3.人間がご飯を食べているとき
ご飯を食べているとき、愛犬が気にしない素振りをしながら遠慮をしている、という姿を見たことはありませんか?
私の愛犬はとても食いしん坊で人間の私たちがご飯を食べていると、おねだりをすることがよくあります。ですが、ときどき遠慮をするかのように私たちが食べている場所とは反対の方向を向いてご飯をおねだりしないように我慢しているときがあります。こういう行動をするときは、焼肉や鍋物などにおいが出やすい食べ物のときが多いと感じます。愛犬は「美味しそうだけど、あれは私のご飯じゃない」と必死に食欲を抑えるために、遠慮をしているような仕草になってしまうのかもしれませんね。
4.誰かを気づかうとき
犬は新しくほかの動物を家族に迎えたときに、気づかって遠慮することがあるそうですよ。
例えば、新しく子犬などを家に迎えると、はじめの頃はどう暮らせばいいのか分からず子犬はオドオドすることと思います。
愛犬のご飯を食べたり、愛犬の居場所を知らずに使ってしまうといったこともあるでしょう。そういったときに、愛犬は新しい家族に気づかってあげたり遠慮をしてご飯や居場所を譲ってあげることが多々あるようです。ただ、仲間思いで優しいと感じるこの行為を放っておくと、上下関係が崩れる原因となる場合があるみたいですよ。新しい家族が先住犬の居場所やご飯をとらないように、飼い主が新しい家族をキチンとしつけることが大切といえそうですね。
5.飼い主が何かをしているとき
いつも甘えん坊でよく構ってアピールをしている愛犬だけど、飼い主の用事をしている時は大人しく寝ている。という場合は、遠慮をしている可能性が高いといえるかもしれません。
愛犬は「飼い主と遊びたいけれど、今は大事な用事をしているから我慢しよう」と思っていることでしょう。大人しく待っていればあとで遊んでくれるということを、ちゃんと理解しているともいえますね。飼い主に可愛がってもらいたいと思いながらも我慢している愛犬の気持ちを考えると、とても可愛く思えてしまいますね。
6.飼い主が体調悪いとき
犬は飼い主が体調を悪くしていると、遠慮をして大人しく寝ていたり飼い主を気づかう仕草をすることがあります。
私の話になってしまいますが、私が体調不良で寝ているときは、いつもやんちゃな愛犬が大人しくしていたり、心配をしているように近くで静かに一緒に寝てくれていることが多かったりします。おそらく、体調が悪い時は愛犬が気づかってくれている、という経験をもつ飼い主はたくさんいることと思います。遠慮しながらもそばにいてくれる愛犬の姿を見ると、はやく体調を治さないと!奮起してしまいますよね。
まとめ
犬と一緒に暮らしていると遠慮をしているのかな?と感じる瞬間にたくさん出会うと思います。犬はストレスを溜め込みやすい動物ともいえるので、なるべく気を使わせないように遠慮しなくても良い環境をつくってあげたいですね。