犬を眠りに誘うには?
愛犬がなかなか眠ってくれなくて、困った経験はありませんか?
飼い主さんが外出している時間にたくさん眠ってしまい、夜は遊んでほしくてなかなか眠ってくれない、なんてこともあります。
愛犬の健康管理のためにも、飼い主さんの良質な睡眠のためにも、快適に眠ることができるように環境を整えることが大切です。
今回は、犬を眠りに上手く誘うための方法をいくつかご紹介したいと思います。
犬を眠りに誘う方法①「遊んであげる、運動をさせる」
朝早く仕事に出かけ、夜遅くに帰ってくる。
そんな飼い主さんと暮らしているワンちゃんは、お留守番をしている時間がとても長いですよね。飼い主さんが帰ってくると嬉しくて、遊んでほしくて興奮してしまうことがあります。
なかなか落ち着かず、おとなしく眠ってくれなくなってしまうかもしれません。
そんなときは、ボールやおもちゃで思いっきり遊んであげたり、自宅の庭で一緒に運動をしたり、5分や10分でもお散歩に行くなどすると、眠りに誘うことができます。
思いっきりカラダを動かし、飼い主さんと一緒に遊びや運動を楽しんだ後は、犬も疲れて自然と眠くなってしまうものです。
犬を眠りに誘う方法②「寝床を整えてあげる」
愛犬の寝床は、快適な睡眠がとれるように整えられているでしょうか。
寝心地や居心地が悪いことから、なかなか寝付けずにいる可能性も考えられます。
暗く静かな場所で眠ることを好む犬もいますし、小さな明かりがついている場所で眠りたい犬もいます。飼い主さんと一緒でなければ、眠れないという犬もいるでしょう。
愛犬がふだんどんな場所を好んでくつろいでいるのか、どんな場所を好んでお昼寝をしているのかなどをよく観察し、夜に眠る場所も快適に整えてあげましょう。
犬を眠りに誘う方法③「ケージやクレートで眠るトレーニングをしておく」
ふだんはソファーやクッションの上などでくつろいでいる犬も、眠るときはケージやクレートなどの自分の寝床で眠るということを覚えさせておくと良いです。
飼い主さんから「ケージに入りなさい」と言われたら、「もう眠る時間なんだ」と理解してもらうためです。
特に、寝床がしっかり決まっていない犬は、いつまでも飼い主さんに遊んでもらったりかまってもらったりしようとし、なかなか眠ってくれないことがあります。
ケージやクレートに入ったら、遊びの時間はもうおしまい、眠る時間なんだと理解することができるようになると、ケージやクレートへ入るように指示を出すだけで、自然と犬を眠りに誘うことができます。
犬を眠りに誘う方法④「眠る前に排泄をさせる」
これは、私が愛犬たちに行っている、犬を眠りに誘う方法です。
寝床に入る前に、必ず排泄をさせるようにしています。
まずは、「おトイレ行って、ネンネするよ~」と声をかけます。
はじめのうちは声をかけながら、トイレシートまで誘導してあげると良いです。
犬が覚えくれると、ネンネするよ~と声をかけるだけで、自然とトイレに行ってくれます。
排泄を終えたら汚れてしまった部分のケアをし、トイレの掃除と片付けが終わるまで待たせます。そして、「ベッドに行くよ~」と声をかけます。
そうすると、自分の寝床へ行って眠る準備を始めます。
以前は、私がトイレの掃除と片付けを終えるまで待っていてくれました。
しかし最近では、排泄で汚れてしまった部分のケアが終わるとさっさと寝床へ行って眠る準備を始めます。
何だかちょっと寂しい気持ちもしますが、以前のように眠る前に興奮して、遊びに誘ってくることがなくなったので、私も快適に眠れるなと思います。
まとめ
もし、なかなか眠ることができないワンちゃんがいるのであれば、愛犬の睡眠を妨げてしまっているものはないかなど、考えてみると良いかもしれません。
眠るときに音楽を流しながら眠る、アロマオイルをたきながら眠る、という飼い主さんもいらっしゃるのではないかと思います。
もしかすると、その音や香りが愛犬の睡眠を妨げてしまっている原因のひとつかもしれません。