「わがままな犬」を改善するしつけ方とは
人の食事やおやつをしつこく欲しがったり、散歩中にぐいぐい引っ張りながら歩いたり…。
犬のわがままは可愛いものですが、そのまま甘やかし続けると、どんどんエスカレートするかもしれません。
そこで今回は、わがままな犬を改善するしつけ方をご紹介します。
犬のしつけに悩んでいる飼い主さんは、参考にしてみてくださいね。
1.犬の要求に従わない
人の食事を欲しがったり、散歩の時間になると吠えたりする犬は、飼い主さんを自分の要求に従わせようとしています。
うるさく吠えられると近所迷惑にもなるので、どうしても犬の要求に従って行動してしまいがちですよね…。
しかし、これが犬のわがままをエスカレートさせる最大の原因なのです。
「吠えたら、もらえる」「吠えたら、散歩に行ける」と理解した犬は、要求があればいつでもどこでも吠えるようになってしまいます。
最初は大変ですが、犬の要求を無視する覚悟を持ちましょう。
2.良いことをしたらご褒美を与える
犬のしつけに欠かせないのが、ご褒美です。
褒めたり、撫でたりするのももちろん大事なことですが、お気に入りのおやつを与えることを忘れてはいけません。
「待て」ができたらおやつを与える、というのが1番無難な方法です。
私は、いっきに長時間の待ては難しいだろうと思ったので、「1,2,3」を数えて、その間静かに待てたらおやつを与えるようにしました。
次第に犬の興奮も収まって、わがままな行動も減っていきます。
ご褒美を効果的に使うと、わがままな犬を少しずつ落ち着かせることができます。
わがまま=興奮したままの状態と言いかえることもできると思うので、まずは犬を興奮させない生活を心掛けましょう。
3.犬のテリトリーを狭める
私たちにとってわがままに見えたとしても、犬にとってはわがままな行動を取っているという自覚はないかもしれません。
自分が家族を守らなきゃ、と必死なだけかもしれません。
そういう場合は、犬のテリトリーを狭めてあげるといいでしょう。
我が家でも、家中を動き回れる状態にしていましたが、柵を置いてリビングのみ動ける状態にしてみました。
すると、それまでと比べると穏やかな表情になり、わがままな行動も減っていきました。
常にハウスに入れておくことは、できませんよね。
けれど、テリトリーを狭めることなら今すぐできると思います。
4.構い過ぎない
犬は本当に可愛く、つい構い過ぎてしまう飼い主さんも多いと思います。
けれど、構いすぎは犬のわがままを助長し、さらなる問題行動へと繋げてしまう可能性があります。
誰だって、四六時中見られたり、触られたりするのは気持ちの良いことではありませんよね。
それは犬も同じこと。
犬と一緒に過ごす時間は大事ですが、構いすぎていないか改めて考えてみましょう。
まとめ
わがままな犬を改善するしつけ方をご紹介しました。
犬のわがままは、飼い主さんの行動がもたらした結果だといえます。
「あの頃は良かったのに…」と思うのであれば、最近の自身の行動を見直してみましょう。
我が家では、家族だけでしつけし直すのは難しいと判断したので、しつけの先生を招いてトレーニングしています。
しつけに悩んだときは、プロの意見を仰ぐことも検討してみてはいかがでしょうか?