犬にやりたい気遣い7選!生活の質を高めるポイント
1.犬にとって優しい床にする
室内で犬を飼っている人で床の素材を気にしていないという人は意外と多いと思います。床がツルツル滑りやすいフローリングですと、犬が歩くときに滑りやすく足腰に負担をかけてしまいます。また、老犬になるとどうしても足腰が弱くなってしまうので、より足腰に負担をかけてしまうことになってしまいます。
もし、自宅の床が滑りやすいなと感じた場合は、コルクマットやカーペットなどを敷いてあげてなるべく滑りにくくしてあげましょう。滑り止め効果以外にも転倒した際、クッション代わりになるのでケガをしにくくなりますよ。
2.段差を極力なくす
犬が生活をするスペースでは、なるべく高さのある段差を無くしてあげることをおススメします。ソファからジャンプしたり段差を上るのが好きな犬は多くいますが、こういった行為はケガをしやすい危険な行為となります。
ジャンプして着地するのが少し失敗しただけでも足をくじいたり脱臼したり、ひどい時は骨折をしてしまうなんてこともあります。また、腰に負担をかけてしまうことで椎間板ヘルニアになってしまうことも。
ですので、愛犬が生活するスペースには、なるべく高すぎる段差が無いようにしましょう。少しでもケガをする可能性のある危険な場所をなくすことで、生活の質を高められますよ。愛犬がダックスフントやコーギーなどの胴長犬種でしたら、特に段差には気を付けてあげるようにしましょう。
3.誤食しないように物を管理する
犬は食べるのが大好きなので、ときには食べると危険なものまで食べてしまうことがあります。例えば、犬にとって毒となるお酒やチョコ、玉ねぎなどのネギ系の食材を使った料理などをテーブルの上に置いたままにしておくことで、愛犬が食べてしまうかもしれません。
また、食べ物以外だと部屋に置いてあるボタンや消しゴム、スポンジ、石鹸など。中には靴下を食べたという犬もいるそうですよ。犬にとって毒となる植物もありますので、愛犬がいるスペースに植物を置くときは、犬にとって有害なものかどうか調べてから置くようにしましょう。
犬にとって危険なものを愛犬が食べてしまうと命に関わることもありますので、愛犬にとって危険なものはないか、こまめに部屋を確認する気づかいが大切となります。
4.温度管理をする
犬は体温が平均38度ほどあり、加えてたくさんの被毛をまとっているので人間よりも暑さに弱い動物となります。真夏などの犬にとってつらい時期のときは、温度を調節して快適な空間をつくってあげることで結果的に生活の質を高められますよ。ちなみに犬が快適に過ごせる気温は22℃~26℃前後だそうです。
夏などの暑い日は、犬にとって過酷な状況になるので冷房をつけたり、日陰をつくってあげて熱中症対策をしてあげましょう。基本的に犬は寒さには強く、犬種にもよりますが気温が10℃ほどでも大丈夫な場合が多いそうです。ただし、愛犬が日ごろから冷暖房で温度調節されている室内に慣れている場合、人間と同じ気温を好むようになるそうですので、寒さに弱くなるみたいですよ。あまり過保護すぎるのもよくありませんが、犬にとってつらい気温になった場合は、愛犬の状態を見ながら温度調節してあげましょう。
5.新しいことを取り入れる
毎日愛犬と同じ生活をしていると、ついついマンネリ化してしまいます。ですので、常に新しいことを取り入れるように心がけましょう。
例えば、散歩のルートを変えてみたり、散歩の時間帯を変えて愛犬に新しい人や犬との出会いを経験させてみるのはいかがでしょう。オヤツの種類を増やして色々な味を経験させてあげるのも良いと思います。また、愛犬と色々な芸をトレーニングするのも良いかもしれませんね。
6.愛犬の食物アレルギーを知る
愛犬がどのようなアレルギーをもっているのかを知ることは、生活の質を高める上でとても大切なことといえます。ドッグフードを変えてから愛犬の体調が少しおかしいと感じた場合、ドッグフードに入っている食材が愛犬にとってアレルギー反応がでるものだった、ということが意外と多かったりします。実際に私の愛犬も、以前大麦の入っているドッグフードにアレルギー反応をおこして、散歩中に草を食べようとしたり嘔吐したことがありました。
アレルギー検査は色々な方法が現在あるようですが、動物病院さんで血液を採取することですぐに調べられますので、愛犬の体のことをしっかり知りたい場合は利用するのもいいかもしれませんね。
7.愛犬の食べるものを質の良いものに変える
愛犬の健康を考える上で、食べものはとても重要なものです。残念ながら、現在販売されている安いドッグフードは添加物や防腐剤、着色料など犬にとって悪影響を与えるものがたくさん入っていることが多いです。そういった悪いものが含まれているドッグフードを愛犬に毎日食べさせていると、当然のように愛犬の体に悪影響を与えることになってしまいます。
ですので、愛犬の健康面をきちんと考えるのでしたら添加物や防腐剤、着色料などの体に悪影響のある材料が入っていないドッグフードを与えるようにしましょう。また、ドッグフードだけでなくオヤツにも体に悪い材料が入っていることが多いので、オヤツも使われている食材や材料などを調べてから購入することをおススメします。
まとめ
愛犬の過ごす生活スペースや食べものを見直すことで、すぐに生活の質を高めることができます。それ以外にも、愛犬の楽しめることを増やしてあげることで、愛犬はより快適に過ごせるようになるといえるでしょう。