犬のオヤツはどんなときにあげるべき?
犬のオヤツはペットショップやスーパー、ホームセンターなどでずらりと販売されており、本当に多種多様です。
ジャーキーや骨、クッキー、ボーロ、チーズ、ゼリー、アイスなど、様々なオヤツが並んでいますが、みなさんはどうやって愛犬のためのオヤツを選んでいますか?
オヤツはその選び方や使い方次第で、より便利でより楽しいアイテムになります。
オヤツをあげるシーンは各家庭それぞれ違うと思いますが、しつけやトレーニングのごほうびに使っている人は多いと思います。
中には特定の時間を“オヤツの時間”と決めてあげている人もいるようですが、毎日無条件にオヤツをあげるだけでなく、簡単なしつけやトリック(芸)などのごほうびとしてあげると、犬にとってもゲーム性や達成感があり、より楽しめると思うのでおすすめです。
また、留守番中やハウスの中で過ごす時間などに、犬が一人で楽しむことができるオヤツを用意してあげるのもいいでしょう。
しつけ・トレーニング中におすすめのオヤツ
犬のオヤツを、しつけやトレーニングのごほうびとして使っている人は多いと思います。
必ずしもしつけにオヤツを使うべきとは思いませんが、教える内容やシーンによっては、やはりオヤツで誘導したりオヤツをごほうびとしたりすると、スムーズにしつけが進むと思います。
犬のしつけやトレーニングのごほうびにするオヤツは、次のようなポイントに注意して選ぶといいでしょう。
- 犬が一口で飲み込めるもの
- べたつかず持ち歩きしやすいもの
- レベル分けをして数種類のオヤツ使う
しつけのごほうびとしてあげるオヤツは、犬が一口でパクッと食べることができるものがいいでしょう。
大きくて何度も噛まなければ飲み込めないようなオヤツだと、しつけやトレーニングのリズムを乱してしまい、あまり有効ではありません。
また、ごほうびをあげるタイミングは、いい行動をした直後でないと意味がありません。
そのため、飼い主がポケットやオヤツポーチからすぐに取り出してあげることができるようなものがいいと思います。
水分が多く、べたつくなどでタッパーに入れてオヤツを持ち歩く人もいますが、しつけのときはタッパーを開けてオヤツをあげていると、適切にほめることができません。
一口でサッと食べて、犬も飼い主もすぐに次の行動に移れるようなものを選ぶようにしましょう。
また、しつけのごほうびとしてオヤツを上げる場合には、3種類程度を用意して、しつけのレベルに合わせてあげるようにすると、犬のモチベーションややる気を維持しやすいのでおすすめです。
留守番用におすすめのオヤツ
しつけやトレーニングのごほうびには、一口でサッと食べることができるタイプのオヤツがおすすめですが、シーンによっては別のタイプのオヤツが向いている場合もあります。
特に犬を一人で留守番させるときや、来客時にハウスで過ごしてもらう場合などには、骨や硬めのジャーキーなど食べるのに時間がかかるものを選ぶといいでしょう。
もしくはコングというオヤツを詰めることのできるおもちゃに、好きなオヤツをたくさん詰め込んで、長い時間楽しむことができるものをつくってあげてもいいでしょう。
留守番は飼い主がいなくなってから、10~15分が最もさみしさを感じやすい時間だと言われているので、その時間をいかに楽しませることができるかということが、留守番時のいたずらやトラブルを減らすポイントです。
そのため、留守番用のオヤツも15分程度楽しむことができるということを考えて、選ぶといいと思います。
ただし、硬いオヤツや大きなオヤツは、のどに詰まらせてしまう可能性もあるので、初めてあげるものについては、まず飼い主が一緒にいるときに安全に食べることができるか、確認してから使うようにしましょう。
犬のごほうび・オヤツに関するまとめ
犬にとってオヤツは大きな楽しみのひとつ。
喜んで食べる姿を見るのは飼い主としてもうれしいですよね。
オヤツは使うシーンによって種類を変えたり、与え方を変えたりすることで、その魅力をさらに増します。
オヤツをあげるときには、ただ無条件に与えるよりもしつけやトリック(芸)のごほうびと与えることで、達成感とともに味わうことができて、さらに楽しいものになるでしょう。
また、留守番時などには一人でたっぷり楽しむことができるオヤツを用意してあげると、留守番もまたひとつの楽しみになるはず。
オヤツの上手な選び方や、使い方で愛犬の毎日をより一層充実したものにしてあげましょう。