好きが伝わっていない勘違い行為1:ハグをする
私たち人間はハグをしたり、相手に触れたりすることによって愛情を伝えることがありますよね。
この感覚を持って犬に接してしまうと、ワンちゃんによっては「嫌だなぁ」とストレスを感じている場合があります。
この理由は、犬は4足歩行で地上で暮らす動物なので、両手でギュッと抱きしめられることに慣れておらず、「捕まえられた」と恐怖に感じることがあるからです。
好きが伝わっていない勘違い行為2:お腹を触る
お腹は急所であり弱い部分なので、触られることに対して抵抗があるワンちゃんも多いです。
お腹を見せているからといって撫でてほしいとは限りません。
中には「お腹ナデナデして~」と自ら差し出してくる子もいると思いますが、そういう子ばかりでないことを頭に入れておきたいですね。
好きが伝わっていない勘違い行為3:頭を撫でる
犬を可愛がると言えば、「頭をわしゃわしゃ撫でる」という画を思い浮かべる人も多いと思います。しかし、犬は頭上を触られることが基本的に苦手で、触ろうとすれば避けようと逃げることもあります。
優しい性格や我慢強い性格の子は、頭を撫でられてもじっと耐えていることがありますが、本当に撫でられて嬉しいのは「首まわり」や、「耳の付け根」です。
勘違いせずにワンちゃんの反応を見て触るようにしたいですね。
好きが伝わっていない勘違い行為4:オシャレをさせる
愛犬が大好きだたらオシャレもさせてあげたい!と思いますよね。
しかし人間は自分を着飾ったり外見を綺麗にしたりすることで、喜びを感じたりテンションが上がったりしますが、ワンちゃんたちはそうではありません。
特に動きを制限される、刺激を伴うようなオシャレ(動きにくい服を着せる、被毛を伸ばしすぎる、香水を振りかけるなど)は犬にとってストレスとなるでしょう。
「オシャレさ」よりも「清潔」を意識して、お世話してあげたいですね。
好きが伝わっていない勘違い行為5:極端にヘルシーな食生活をさせる
人間の世界では「ベジタリアン」や「お肉を食べない」、「ダイエット」など自分の意志で食事を制限する人もいますよね。
自分の食事だけであれば、自由なことですし健康にも良い影響が出るかもしれません。
しかし、愛犬のことが大好きだから長生きしてほしい!という思いから、人間と同じような食生活をさせることは勘違いに当たります。
犬には犬の体のつくりに応じた適切な栄養を摂取する必要がありますので、人間の食に対する考えや好みをそのまま愛犬に適応させてはいけません。
「野菜はヘルシーだから」といって野菜ばかり与えていては、逆に犬の体には負担になってしまう恐れがあります。
愛犬が肥満気味でダイエットさせたい場合も、犬の必要な栄養素が不足しないように気を付けなければいけませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。犬に「好き」が伝わっていない勘違い行為として、
- ハグをする
- お腹を触る
- 頭を撫でる
- オシャレをさせる
- 極端にヘルシーな食生活
の5つの例を挙げてきました。
今までついやってしまっていた行為や、勘違いしていた行為はありましたでしょうか?
愛情表現も人間本位ではなく、犬本位で「本当に伝わる愛情」を愛犬には届けていきたいですね!