犬が人に言われて嬉しい褒め言葉
犬は言葉を話すことができません。
言葉そのものの意味を理解することもできません。
しかし、「褒められている」ということを読み取ることができます。
褒めてくれる人の言葉の音や、言い方や表情などから理解することができるんです。
犬が飼い主さんに言われて嬉しい褒め言葉は、犬それぞれに違うと思います。
みなさんの愛犬は、どんな褒め言葉に喜びを表現してくれるでしょうか。
飼い主さんからの褒め言葉だけではなく、他人からの褒め言葉にも喜んでくれる犬もいますよね。犬が人に言われて嬉しい褒め言葉をいくつかご紹介します。
犬が人に言われて嬉しい褒め言葉①「ありがとう」
「ありがとう」という言葉は、私たち人間も言われて嬉しい言葉ですよね。
基本的にはお礼や感謝の気持ちを伝えるときの言葉ですが、犬にとっては嬉しい褒め言葉のひとつでもあります。
私は帰宅したとき、必ず「お留守番してくれてありがとう」と愛犬たちに話しかけています。
そうすると、何だか誇らしげな表情をするんです。
「ちゃんとできたよ、褒めて」と言っているかのようです。
犬が人に言われて嬉しい褒め言葉②「お利口さん」
犬は「お利口さんね~」と頭を撫でてもらうことが大好きです。
飼い主さんから褒めて撫でてもらうことはもちろんのこと、他人からも「お利口さんですね~」という褒め言葉を言われると、飼い主さんだけではなく、犬も嬉しいものです。
犬が人に言われて嬉しい褒め言葉③「可愛い」
人間の男性なら嬉しい褒め言葉ではないかもしれませんが、犬にとっての「可愛い」は、女の子にも男の子にも嬉しい褒め言葉ですよね。
お散歩のときに擦れ違う初対面の人に「可愛いね~」と言ってもらい、愛犬の表情がパッと明るくなるのがわかります。
自分のことを可愛いと褒めてもらっているのだと理解しているようです。
犬が人に言われて嬉しい褒め言葉④「上手!」
芸を見せてくれたときに「上手!」と褒めると、誇らしげに嬉しそうな表情をしてくれますよね。投げたボールやディスクを上手くキャッチすることができたときなど、何かが上手くできたとき、「上手だね」と褒めてもらうことは、犬にとっても嬉しい褒め言葉のようです。
犬が人に言われて嬉しい褒め言葉⑤「似あう」
みなさんの愛犬はお洋服を着る機会があるでしょうか。
お洋服を着ていると、「似合うね」と褒めてもらうことがあるのではないでしょうか。
うちの愛犬たちは、ふだんからお洋服を着る機会があります。
お散歩のときは、少しでもカラダが汚れてしまわないようにするために。
冬のお散歩のときには防寒のため。
誕生日や記念日などの特別な日にはオシャレを楽しむために。
もともとお洋服を着ることが得意だったわけではありません。
「似合うよ~」「可愛いよ~」などと声をかけながら、慣れるようにトレーニングしました。
お洋服を着ているだけで、いろんな人から「似合ってるよ」「可愛いよ」と声をかけてもらい、愛犬たちも嬉しそうな表情をしてくれるので、私にとっても嬉しい褒め言葉です。
まとめ
犬を褒めるときは、人のリアクションや表情も大切だとされています。
特に、しつけのときの褒め言葉はタイミングも大事ですし、とにかく大袈裟に褒めてあげることで犬は理解しやすいようです。
確かに、無表情で声のトーンも低く「おりこうさーん」とかるく頭を撫でられるのと、笑顔で声のトーンは高く大袈裟に「おりこうさーん!」とワシャワシャと頭を撫でられるのとでは、大違いですよね。
うちの愛犬の男の子は、お留守番中はベランダから外を眺めるなど、自宅の警備もしてくれています。
「警備ご苦労様です!」と褒めてあげると、嬉しそうにしてくれます。
みなさんの愛犬にも、特別な褒め言葉があるのではないでしょうか。